憧「お待たせ~」
京太郎「おう、おはようさん。じゃ行くか」
憧「てゆーか、寒すぎっ!」
京太郎「この冬、最大の寒波らしいぜ。なんか半月くらい前にも聞いたような気もするけど」
憧「もうほんと勘弁してほしいわね」
京太郎「ん?お前、手袋は?」
憧「え?あ、道理でいつもより寒い」
京太郎「忘れたのか、つーか今まで気づかなかったのかよ」
憧「てへっ」
京太郎「てへっじゃねーよカワイイな、宥さんなら死んでるぞ。待ってるから取ってこいよ」
憧「う~ん……あ、そうだ」
憧「ねぇ京太郎、左手貸して」
京太郎「?、はい」スッ
憧「てぃ」
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京太郎「ぬぁ!?空気が冷た痛い!!」
京太郎「お前なぁ!」
憧「あ~あったかい、京太郎の温もり?」
京太郎「ったく、片方だけでいいのか?」
憧「え?もう片方もいいの?」
京太郎「そりゃお前、彼女が寒がってたら温めてやるのが彼氏の仕事だろ」
憧「うん、京太郎のそういうところ好きよ。でも……ちょっと違うやり方で温めて欲しいかな」
京太郎「違うやり方?」
憧「うん、こんな風に」
手を繋いで京ちゃんのポケットにin
憧「これなら二人とも寒くない、じゃない?」
京太郎「お、おぅ…」
憧「京太郎の…あったかい」
京太郎「…お前の手が冷たすぎるんだよ」
憧「だから、京太郎が温めてくれるんでしょ」
京太郎「お、おう任せろ!」
憧「………」
京太郎「…………」
京・憧(これメッチャ恥ずかしい!!)
憧ちゃんが次の日も手袋を忘れたのはまた別のお話
カン
最終更新:2015年02月15日 17:06