穏乃「お疲れ様でーす!」ガララ

京太郎「お、穏乃、はいチーズ」

穏乃「へ?あ、ハイ」ピース

パシャ
京太郎「プッ、変な顔」

穏乃「もう!なんなんだよいきなりー…って、あれ?京太郎、携帯変わった?」

京太郎「そうなんだよ。で、こいつのカメラがすごく…スゴイらしくてな」

憧「すごい頭悪そうな表現ねソレ」

京太郎「うるせー。まぁせっかくだからそれを活用してやろうと思って写真撮りまくってたら、なんか楽しくなってきてさ」

玄「私たちも撮ってもらったんだよー!」

穏乃「へー、撮ったやつ見せてよ!」

京太郎「おう、ほれ」

穏乃「いいの?」

京太郎「昨日変えたばっかりで、まだ見られて困るようなもんねーしな」

穏乃「そっか。どれどれ~」

穏乃「カピと憧ばっかりだなー」

憧「へ?」

京太郎「昨日、憧が来てたからさ。他に撮るもんもなかったし」

宥「カピちゃんあったかいから好き~」

憧「あんたそんなに撮ってたの?」

京太郎「安心しろ、ちゃんと可愛く撮ったから」

憧「はいはい」

穏乃「京太郎が写ってるのが1枚もないじゃん」

京太郎「そりゃ撮ってるのは俺だしな」

穏乃「それならわたしが撮ってあげるよ!」

京太郎「お?」

穏乃「ほら憧!もっと寄って寄って!」

憧「あ、あたしも?」

京太郎「みたいだな。ホラっ」グイッ

穏乃「はいっチーズ!っと!」パシャ

京太郎「どんな感じですかね」

穏乃「へへ~、見てよいい感じだろ~」

京太郎「おぉ、いいじゃん」

憧「ホントだ」

京太郎「サンキューな穏乃」

穏乃「もっと褒めていいぞーえへへー」

憧「ねぇ、それあたしの携帯に送って」

京太郎「ん、ちょっと待ってろ」


ガラッ
晴絵「ごっめーん、遅くなっちったー」

灼「なにしてるの…?」

玄「京太郎くんの新しいスマホで写真撮影会なのです!」

京太郎「ということでお二人も1枚」

晴絵「いえーい」

灼「ハルちゃんとツーショット…!」

パシャ
京太郎「こんなん出ましたー」

灼「!…それ私の携帯に送って…!!」ゴゴゴゴゴ

京太郎「は、はいぃ!」

晴絵「最近のスマホのカメラってもうデジカメと変わんないよねー」

京太郎「しかもお手軽ですしね、気づいたらもう30枚くらいになってますし」

晴絵「憧の写真とか?」

京太郎「そうっすね、半分くらいは」

晴絵「エスカレートしてエッチな写真とか撮っちゃダメよ?」

憧「そんなの撮らせるわけないじゃない!」

晴絵「いやー憧は危ないね」

憧「ありえないわよ!」

晴絵「あんたはのめり込むと、こう…視野が狭くなるというか周りが見えなくなるところがあるから」

晴絵「好きな相手に頼まれたらノリノリで撮らせちゃいそうで」

穏乃「あぁ…」

灼「たしかに」

憧「んなっ……!」

晴絵「まぁ須賀くんだから大丈夫だと思うけど」

京太郎「そんなものは写真に残さなくても脳みそに焼き付けておけばいいんですよ」

京太郎「そもそも見たけりゃいつでも―」

憧「だまれ!」バチーン!!

京太郎「ヘブッ!」

憧「てゆーか!あたしより断ッ然!玄のほうがあぶないでしょ!!」

玄「わ、わたし!?」

晴絵「玄もね、こわいよね」

玄「えぇ!??」

晴絵「宥のほうは、あぁ見えて意外と頑固だし嫌なことにはNOって言えるタイプだけど」

憧「玄なんかちょっと押されたら、簡単に押し切られるわよ」

玄「そ、そんなことないですよ!!絶対大丈夫!松実玄におまかせあれ!!??」

灼「玄は混乱している」

玄「そもそも私の裸なんて撮っても…」

京太郎「そんなことありませんよ!」

憧「はぁ!?あんたなに―」

晴絵「いいから」

憧「ぅぐ…」

玄「京太郎くん!?」

京太郎「玄さんほど魅力的な体の女性なんていませんよ!」

京太郎「女性的な丸みを有しながら、それでいて均整のとれたプロポーション、実に素晴らしいです!!」

玄「そ、そうなの?」

京太郎「そうです!」

玄「そうかな…」

京太郎「そうですとも!!」

玄「そうなんだぁ…エヘヘ」

京太郎「だから…」

玄「?」

京太郎「玄さんの身体、撮らせてもらっていいですか?」

玄「えぇ!?だ、ダメだよぉ」

京太郎「大丈夫ですよ、他の誰にも見せません。俺と玄さんだけの秘密です」

玄「でもでもぉ…」

京太郎「玄さん!お願いします!!」

玄「どうしても?」

京太郎「このとーり!一生のお願いです!」

玄「……1回だけだよ?」

京太郎「はい、いただきましたー」

玄「あ、でもここじゃみんながいて恥ずか…へ?」

晴絵「こんな風になったらダメよ、玄」

玄「え…?えぇ?」

宥「くろちゃー…」

玄「…………、おねえちゃ~~ん!」

宥「よしよし」

京太郎「俺が相手ですらこれじゃさすがに心配になるな」

憧「………」

京太郎「憧?どうかしたか?」

憧「貧相な体で悪かったわね」ツーン

京太郎「は?」

憧「別に、あんたが玄とか宥姉みたいなのが好きなのは知ってたし」ツンツーン

京太郎「いやあれは一般論…というか今のは全部演技だって」

晴絵「はい、じゃあ部活はじめるよー」

穏乃「はーい」

玄「ぅぅぅぅ~…」

アコノ カラダ ダッテ ジュウブン エロイッテ!
ウルサイ バカ!ナニイッテンノヨ ドスケベタロー!!!

灼「騒がし…」







憧「ねぇお姉ちゃん」

望「んー?」

憧「うちのプリンタってスマホで撮った写真をプリントアウトできる?」

望「できるわよー」

憧「そっか、ありがと」



今度のデートはフォトフレームを買いに行こう
アイツに選んでもらおうか、でもセンス悪いのよね

カン