久「あう~…」PiPiPi…

京太郎「えーっと…あらら、39度越えてら…」

久「じゃあデートはぁ…?」

京太郎「当然無しに決まってるじゃないですか…おでこにシート貼りますよー」ペトッ

久「うー…楽しみにしてたのに…」

京太郎「あのねぇ…昨日布団いくらかけなおしても暑いからって蹴っ飛ばしたらそうもなるっつの」ペチン

久「はうっ」

京太郎「ほら、首うーってして」

久「はーい…」シュルシュル、キュッ

京太郎「ひとまずはこれで良しっと…食欲はありますか?」

久「んー…」コクッ

京太郎「おかゆとうどん、どっちが好きです?」

久「う、ん…味がわからなくなってるわけじゃないしうどんがいいな…」

京太郎「りょーかい。ほんじゃ鍋焼きうどんにしちゃいますか」

久「やった…卵も入れてね?」

京太郎「わかってますよ。ちょっと時間かかりますからゆっくり寝ててくださいね?」ナデナデ

久「ん…」コクッ

――――――――――――――――――――――――――

ん………………さん………………久さん

久「う………………ぅん………………?」クシクシ

京太郎「お、起きた。うどん、出来ましたよ。体起こせますか?」

久「ん…大丈…」フラッ

京太郎「っと」ガシッ

久「ありがと…ぁふ……」

京太郎「一人で食べれそうですか?なんなら食べさせても…」

久「過保護ねぇ…大丈夫よ、そのくらい」

京太郎「う~ん…」

久「でも、そのかわり…食べてる間も、ちゃんとそばにいてね?」

京太郎「…うっす」

久「ありがと…それじゃ、いただきます…」

京太郎「ちゃんと落ち着いて食べてくださいよ?」

久「わかってるわよ、私はもう子供じゃ…あつっ…!」

京太郎「やっぱり…」

久「わ、悪かったわね…もぅ…」

―――――――――――――――――――――――――――――――

久「けぷっ…ご馳走様でした」

京太郎「お粗末様です。それじゃ使い終わった食器洗って来ますから何かあった、ら…?」クイッ

久「あ…」キュ…

京太郎「どうしました?何か欲しいものが?」

久「えっと…その…」

京太郎「?」

久「洗い物は…後にして…今はそばにいてくれない、かな…って…」

京太郎「…」

久「あ…ご、ごめんなさいね?ちょっと心細くなっただけだから…その…」

京太郎「…」ナデナデ

久「…ぁぅ」

京太郎「こんな感じでいいですか?」ナデナデ

久「うん…ごめんね…」

京太郎「別にこれぐらい、謝らなくていいですよ。洗い物だってそこまで手間のかかるものでもないし、風邪引くと弱気になっちゃうもんですし…それこそ、いつも元気な久さんがこんなになっちゃうくらいに」ナデナデ

久「…なんか馬鹿にされた気がする」ムゥ

京太郎「はっはっは、まさかそんな」ナデナデ

久「…まぁ、そういうことにしておいてあげる…だから、手、離さないで…」ギュウ

京太郎「仰せのままに」ナデナデ

この日一日大人しくしたおかげで翌日にはずいぶんと和らいでいたそうな…

カンッ