咲「京ちゃん、この辺でご飯食べよーよ」
京太郎「だな…けどこの辺、芝生が結構痛いぞ? スカートだと厳しくないか」
咲「えー…でもここより遠くだと、紅葉が見えないよ?」
京太郎「まあそもそも色づいてないけどな。どーせ紅くなったらまた見に来るっつーのに」
咲「もー、見比べておこうって言ったの、京ちゃんだよ? せっかくだからご飯も、って言ってたから作ったのに…」
京太郎「そうだっけか…ま、いいや。さっさと食べようぜ」
咲「仕方ないなあ、もう…京ちゃん、膝貸して」
京太郎「へいへい。なんかちょっと重くなってないか?」
咲「そ、そんなこと無いよ! そりゃ色々サイズは変わってないけど…」
京太郎「軽くもならないし重くもならないわけか…プラマイゼロだな」
咲「うるさいよ! 京ちゃんのばか! もうお弁当あげない!」
京太郎「へーへー。そんじゃ咲だけが体重プラスってわけだなー」
咲「……」
京太郎「二人分だからなー。相当プラスだよなあ」
咲「……はやく口開けて! ほらっ!」
京太郎「おうサンキュー…次、卵焼きな」
咲「もうっ! はいっ!」
カンッ
最終更新:2014年10月17日 22:14