細かいところは気にしないでください


京太郎「...zzz」椅子に座って熟睡中

ダヴァン「ズルズル……んー、やっぱり日本のラーメンは最高です」

ガチャ

ハオ「ん?2人だけ?ってまたカップ麺……」

ダヴァン「お店や屋台のラーメンもいいですけど、やはりこのカップラーメンが美味しいのがなにより素晴らしいです」

ハオ「程々にしとかないと、またサトハに怒られますよ?それより、京太郎は……寝てる?」

ダヴァン「イエス。私が来た時には部室の掃除や卓の手入れまで終わらせて寝てました」

ハオ「相変わらず麻雀以外のスキルが高い……」

ダヴァン「ふぅ、ちょっとロッカーから新しいカップラーメン取ってきますね」

ガチャ、バタン

ハオ「…………」ジーッ

京太郎「...zzz」

ハオ(呑気に寝ちゃって……それにしても顔整ってますねー)

ハオ(麻雀は駄目なくせに、それ以外はなんでもできて、なのに麻雀部で負けても笑ってて)

ハオ(……よく分からない人です。あ、まつ毛長い)

ネリー「何してるのー?」

明華「そんなに顔を近づけて、寝ている隙に何をする気ですかねぇ」

ハオ「!?」バッ

ネリー「あ、離れた」

ハオ「い、いいつから!?」

明華「ついさっきですよ。ちゃんと挨拶もしたんですけどねー」

ネリー「気付かなかったねー。キョータローに夢中で?」

ハオ「そ、そんなこと!」

明華「顔、赤いですよ?」

ハオ「うぅ……」

ネリー「にしても良く寝てるねー」パシャ

ハオ「……ネリー、そのカメラはなんです?」

ネリー「やだなー。カメラはカメラだよー。ちょっと京太郎の寝顔取って売ろうかなーとか考えてるだけで」

ハオ「いや、何考えてるんですか」

明華「そうですよ。こう、アングルはこっちからで」

ハオ「いや止めるところでしょう!?」

ネリー「大丈夫大丈夫。部のみんなにはタダだよ?」

ハオ「ほら、もっと気合い入れて撮りなさい。いや、あなたの身長じゃ足りませんね。カメラ貸しなさい」

明華「これが手のひら返しですか。鮮やかなものです。あぁ、次は私に貸してくださいね」

ネリー「お?明華もその気?」

明華「えぇ。京太郎くんは素敵な方ですからね」

明華「あわよくば、母に紹介して、日本でいう外堀を埋めるところから……おっと」

ハオ「今とんでもないこと言いましたよ」

明華「大丈夫です。将来的に日本でもフランスでも彼が望む場所でいいですから」

ネリー「明華ちょっと怖い」

明華「という訳でカメラを」

ネリー「んー。やっぱネリーが独占したいなー」

明華「おや、彼は巨乳好きですよ?」

ネリー「そーだけど……優しいし、お金のこと抜きでもちゃんと話してくれるし」

ネリー「ちっちゃい私だけど、ちょっと他の人に譲りたくないんだよねー」

ハオ「これはこれは」

明華「つまりここにいる3人みんな」

ネリー「同じだねー」

ハオ「……打ちましょうか」

明華「奇遇ですね。やはり私達の決着はそうじゃないと」

ネリー「でも3人だけど…」

ガチャ、バタン

ダヴァン「さてお湯を入れて3分待てば~♪おや、どうしました?」

明華「なんといタイミングでしょう」

ハオ「ええ、全くです」

ネリー「うんうん。ちょっと、付き合ってねー?」

ダヴァン「……はい?」

京太郎「……ん……ふぁ……」

「あぁ、起きたか」

京太郎「あ……おはようございます?」

「おう、も少し寝てていいぞ。しばらくはあいつらが忙しそうだ」

ハオ「ロン!!」

明華「ふむ……ですが風はこちらにふいています」

ネリー「負けないよー!」

ダヴァン「あの……一体何局やるんですか?……ラーメン……」

京太郎「……なんか3人やたらやる気ですね」

「私が来た時からだ。全く、普段もこれくらいやってくれればいいものを」

京太郎「はぁ」

京太郎(誰だこの人?髪が長くて、そこそこだがおもちがあって……こんな人麻雀部に居たか?アレ?
そういや今この体制って……)

「どうした?私の膝枕は気に入らなかったか?」

京太郎「……ひ、膝枕!?いや、それはとてもいいんですけど!その、初対面の人に膝枕なんて…」

「何を言ってるんだ?」

京太郎「え?ひょっとして、どこかでお会いしました?」

「……あぁ、なるほどな。よっと」髪結び、眼鏡装着

智葉「これなら分かるか?」

京太郎「……智葉さん!?」

智葉「おいおい……本当に気付いていなかったのか?」

京太郎「だって……だっておもちが!!」

智葉「サラシ巻いてただけだ。というかお前は女性を胸で判断するのか」

京太郎「そ、そういう訳じゃないですけど」

智葉「ふん、まぁいい。罰として、しばらくこのままだ」

京太郎「……このまま?」

智葉「あいつらがなんであんなにやってるか知らんが、終わるまでこのまま待ってろ」

京太郎(なんだ……これはご褒美じゃないのか?分からん!!この人は何を考えているんだ!?)

智葉(全く……たまには私だってこういうことしていいだろ)





この後智葉と京太郎以外の4人は京太郎が起きたことにしばらく気付かなかった

気付いた後、京太郎への膝枕を掛けた戦いがまた勃発したとか

ついでだが、この日ダヴァンは家に帰るまでラーメンが食べられなかったとか

ダヴァン「私を巻き込まないで……せめてラーメンを……」


カンッ!!