照「……」タン

菫「……」タン

尭深「……」タン

誠子「……そう言えば、京太郎はどうしたんですか?」タン

照「遅れるらしい。日直で(早く来ないかな~?)」タン

菫「ちなみに淡もだ。こっちは教師から呼び出しだそうだ。全く……
(京太郎が淡に勉強を教えるとか……羨ましいぞ、淡)」タン

尭深「淡ちゃん、勉強は嫌いだ、って豪語してますからね(淡ちゃんの勉強会にかこつけて京太郎くんに
あんなことやこんなことを教えてあげたい)」タン

誠子「ポン!淡の勉強嫌いはどうかした方がいいんじゃないでs 「ロン」 あぁっ!?」

照「12600」

誠子「はい……」

菫「まあ、攻めていればそういう事もあるさ」

ガララッ 部員A「お疲れ様で~す」

部員B「お疲れ様です」

菫「ああ、お疲れ。C班に3麻卓が2つ立ってるはずだから、そこで打てるぞ」

部員A「はい!ありがとうございます、部長」

菫「いや、当然のことだ、気にするな」

スタスタ
部員B「そういや、A、さっきの続きなんだけど……」

部員A「えっと……ごめん、何だっけ?」

部員B「だ~か~ら~、Cくんのこと!」

部員A「ああ!確か、『処女は面倒臭い』って言われたんだっけ?」

部員B「うん……どうしよう……」

部員A「Cくんってイケメンで女の子食いまくりって噂もあったしねぇ……なるべく隠すしかないんじゃない?」カチャ

部員B「でも、隠してもすぐバレるって聞くし、どうs」パタン

照「……」 菫「……」 尭深「……」 誠子「……////」

照「私は!」

菫・尭深・誠子 ビクッ!

照「経験ある。だから京ちゃんに相応しい(牽制を掛ける!どうせ皆処j)」

菫「!!わ、私も当然あるさ。この年になって処女は恥ずかしいものな!
(あ~っ!!何をつまらない意地を張っているんだ、私は!!)」

尭深「ですね。女は男を知って美しくなる。自然の摂理です(せ、先輩方って大人だったんだ……////)」

照「当たり前過ぎて欠伸が出る話。誠子は?(そんな……菫だけじゃなくて尭深にまで先を越されてたなんて……)」

誠子「そ、そりゃあもう、とっくに!むしろこの年でまだ処女の奴なんているんですか?
(先輩方のみならず尭深まで!?と、取り敢えず話を合わせとかないと)」

菫「だ、だよなぁ!(こ、後輩が2人とも経験済みだと!?そ、そんな……)」

照・菫・尭深・誠子(ということは……この中で私だけが未経験!?)

照(このままじゃ、京ちゃんに……)

菫(面倒臭いと思われたくない……しかし……)

尭深(京太郎くん以外なんて……)

誠子(どうにもならないこのジレンマ……)

照・菫・尭深・誠子(ど、どうしよう!?)

照・菫・尭深・誠子「…………」

ガラララ 照・菫・尭深・誠子 「!!」

淡「おっはよー!って、あれ?どしたの、皆?」

照「皆に経験があるかどうかを聞いてた」

淡「ふ~ん、経験……って、経験!?////」カァァァ

菫「ああ、そうだ。男にとって処女は面倒臭いらしいと小耳に挟んでな。当然皆は経験済みだ
(くそっ!止まれ、この阿呆な口めっ!!)」

淡「そ、そうなんだ……」

尭深「淡ちゃんはどうなの?(わ、わ、どうしよう……話の軌道、修正出来ないよぅ……)」

淡「わ、私は……マダデス」ボソ

誠子「へぇ、淡はそうだったのか(私は何を言ってるんだ!?もういいから、釣り針で縫い付けてしまいたいっ!!)」

淡「そっかぁ……面倒臭いんだ……」ジワ

照・菫・尭深・誠子(ざ、罪悪感が半端ない!?)

淡「あ……す、スイマセン!私、用事思い出したので、今日は失礼しますっ!」ダダッ

京太郎「ふぃ~、お疲れさm (ドンッ) のわっ!?って、淡!?」

淡「っ……!!」ダダダッ グスッ

京太郎「淡、泣いて……?すいません、俺、淡を追います!」ダダッ

照「あ、京ちゃ……」

菫「照、ダメだ。淡の泣いてしまった原因を考えると……」

照・菫・尭深・誠子「…………」

尭深「あ、あの……私、皆さんに謝らないといけないことが……」

誠子「じ、実は私も……」

菫「……実に奇遇だな。私にもあるぞ……」

照「ごめん、皆」

照・菫・尭深・誠子「実は、私は――――」

~~屋上~~

淡「…………」グスッ

京太郎「淡!」バンッ

淡 ビクッ!

淡「きょ、キョータロー!?ど、どうして?」

京太郎「何があったんだ?お前が泣くなんて。俺で良かったらいつでも相談に乗るぞ?」

淡「……ねぇ。キョータローはさ……」

京太郎「ん?どうした?」

淡「キョータローも、処女は面倒だって思う?」

京太郎「ぶはっ!?!?あ、淡!?い、いきなり何言ってんだ?!?!」

淡「だって、さっきね――――」

京太郎「……な、なるほど(え、先輩方、マジで?さ、最近の高校生は進んでるんだなぁ……)」

淡「……キョータロー!もし嫌じゃなかったら、私を抱いて!!」

京太郎「は、はぁ!?」

淡「だって、私、面倒臭いだなんて思われたくないよ……」ポロポロ

京太郎「……淡、悪いがそれは出来ない」

淡「そ、そんな……やっぱり処女の私なんて……」

京太郎「違う、そうじゃない!他のやつはどうか知らないけど、俺はそんなこと気にしない。それに、俺はそういうのは
本当に好き合った同士だけがやるべきだと思うんだ」

淡「…………」

京太郎「だから、淡。そんな軽い理由で進んで身を汚そうとするな」

淡「…………もし……もし、私がキョータローのこと、好きって言ったら?」

京太郎「ぇ?」

淡「だ、だから!わ、私がキョータローのことを好きだって言ったら、って言ったの!!////」

京太郎「……そうだな。もし仮に淡が俺に好意を持ってくれてるんだとしても、すぐに行為に走ったりはしたくないな」

淡「……どうして?」

京太郎「あ~……仮定の話だと思ってくれよ?いくら男がそういう行為がしたいって言ってもな、大切に思ってる人を
相手にして、まるで体目的みたいに扱うことは出来ないんだよ、俺には」

淡「大……切……?」

京太郎「~~~っ!!いや、もうぶっちゃけてやる!淡!俺は――――」

~~再び部室~~
ガララ
京太郎「只今戻りました」

淡「た、ただいま……です////」

照・菫・尭深・誠子「淡!」

照「ごめん、淡」

菫「私達はお前に」

尭深「謝らないといけないことがあるの」

誠子「さっきのことなんだけどな、あれ……」

淡「あ、あの!その前にいいかな?ちょっと報告しておきたいことがあるんだけど」

菫「あ、ああ。なんだ?」

淡「えっとね……その……きょ、キョータロー、パス!////」

京太郎「おいおい……それじゃあ俺の方から報告させて貰います。今日を持ちまして、俺、須賀京太郎は彼女、
大星淡と付き合うことになりました。清い交際を心がけますので、どうか許していただけると……」

照・菫・尭深・誠子「…………」パタッ

淡「テ、テルー?!スミレ?!タカミー?!セーコ?!」

京太郎「!?ちょ、せ、先輩方!?メ、メディーック!!」

照・菫・尭深・誠子(私達の夏は……終わった……)(´;ω;`)

カン!