宥「京くん、今日はありがとね」
京太郎「お礼なんていいですよ、旅館の仕事をお手伝いしただけなんですから」
宥「ううん、すごく助かったよ、ありがとう」
京太郎「……結局プレゼントも思いつきませんでしたし、男の俺が出来るのもこれぐらいかなって」
京太郎「……あんまりいいアイディアじゃなかったかも」
宥「そうかな?私はとっても良いプレゼントだと思うけど。京くんは、とってもあったかいし」
京太郎「どういうことです?」
宥「あっ、今のはえっと…」
宥「京くんが一生懸命働いてるおかげで、旅館がなんだかあったかい気がして…」
宥「それに私も玄ちゃんも、あったかーくなるから…これからもお手伝いしてほしいなって。だめ、かな」
京太郎「……敵わないなぁ」
宥「?今何か言ってたかな?聞こえなかった…」
京太郎「いえ何も。分かりました、暇さえあればちょくちょく手伝いに来ますよ」
宥「ほんと?えへへ…」
宥「これからも、よろしくね」
京太郎「こちらこそ」
終わり
最終更新:2014年09月20日 22:03