ガララッ

京太郎「ただいま帰りました~。今必要なものありますか?」

菫「すまないな、また買い出しを頼んでしまって。早急に必要なものは……牌譜用の用紙くらいかな」

京太郎「わかりました。えっと……あったあった、はい、どうぞ」

菫「ああ、すまない」

淡「あ、キョータロー!私が頼んだお菓子は!?」

京太郎「あ~、お前が言ってた奴な、売り切れだったんだわ」

淡「え~っ!そんな~……」

京太郎「そんかわり……ほれ、これ買っといてやった。このシリーズの新作らしいぞ」

淡「新作!?やった、ありがと、キョータロー!」

照「京ちゃ」

京太郎「はい、どうぞ、照さん。きっと欲しがると思ってもう一つ買ってきてありますよ」

照「ありがとう」

菫「…………」

京太郎「ふぅ。あれ?どうかしましたか、菫さん?」

菫「いや、あの問題児共をよくあれだけ簡単に、と思ってな」

京太郎「あはは、確かに慣れるまでは苦労しましたけど、慣れてしまえば案外分かりやすいもんですよ、あの2人は」

菫「そうなのか?私にはとてもそうは思えんが。特に照なんかは3年一緒にいるが未だによく分からん」

京太郎「あの人は基本的に麻雀とお菓子のことしか頭にありませんから。どっちも先頭を突っ走ることが好きなようで。
    嫌いな種類のお菓子を除いて新作買っておけば間違いは無いです」

菫「なるほど。麻雀の方は勝手に先頭突っ走ってるしな、あいつは」

京太郎「淡に至ってはもっと簡単です。とにかく楽しければそれでOKです」

菫「楽しければって……というよりも、須賀、どうして急にそんなにもあの2人のことが分かるように……」

淡「あ、そうだ!ねぇねぇ、キョータロー、今日さぁ、夕御飯食べに行っていい?」

照「淡、今日は私の日。淡は明日」

淡「えぇ~、御飯くらいいいじゃん!」

照「そういって、前にそのまま残ったでしょ?だから許さない」

淡「テルーだってやってるじゃん!」

菫「…………なぁ須賀、私の聞き間違いか?まるでこの2人が須賀の家にいつも通っているように聞こえるんだが?」

京太郎「あ、あはは~……」メソラシ

菫「……なあ、淡。そういえばお前はいつ須賀にお菓子を頼んだんだ?」

淡「え?そんなの決まってんじゃん。昨日の夜のb、ムググッ!」

京太郎「淡!頼むから少し黙れ!いや、黙ってくださいっ!」

照「そう、淡は少し黙るべき。今日は私が京ちゃんを味わう日だから」

京太郎「畜生っ!この人こんな時だけ饒舌になりやがる!」

菫「…………須賀、照、淡……」

京太郎「ひっ……!は、はい、なんでしょう……?」

照「?どうしたの、菫?」

淡「なんかあったの、スミレ?」

菫「あれほど、部内での風紀を乱すなと、口を酸っぱくして言っていたよなぁ、私は……?」メラッ…

京太郎「……ハイ」

照「……」ブルブル

淡「あわわわ……」

菫「今すぐそこに正座だっ!お前達の根性、叩き直しやる!!今日は帰れないものと思えっ!!!」

京太郎・照・淡「い、いやああぁぁぁぁっ!!」

カン!