憧ちゃんち@一人暮らし
京太郎「あっちぃな…」
憧「そんなこと言うくらいなら離れてよ…暑いから」
京太郎「クーラーつけてんのになぁ」
憧「…そんなこと言うくらいなら離れてよ」
京太郎「憧はこうやって俺とくっついてるの嫌なのか?」
憧「時と場合によるわね。少なくともいまは嫌、なぜならば暑いから」
京太郎「あーきずついた。ショックでもう動けん」
憧「もう…しかしこう暑いとお風呂入りたくなるわね」
京太郎「風呂?熱いだろ」
憧「お湯じゃなくて水を張って入るのよ」
憧「気持ちいいわよ?実家にいたときはよくやってたな~」
京太郎「水風呂か、いいな。早速やろうぜ」
憧「はぃ?」
京太郎「だから、いっしょに水風呂入ろうぜ、って」
憧「いっしょに!?」
京太郎「え、そういうお誘いじゃなかったの?」
憧「おさッ!??ち、ちがうわよ!?あたし、そんなつもりじゃ…」
京太郎「ん~…じゃあ俺からのお誘い。いっしょに水風呂に入りませんか?」
憧「い、いっしょにお風呂なんて恥ずかしいじゃない…」
京太郎「いつももっと恥ずかしいことしてるだろ」
憧「それとこれとは別なのッ!」
京太郎「ぬぅ…じゃあさ、水着!水着で入ろう!」
憧「えぇ~」
京太郎「この前、新しいのを買ってただろ?それ着たところ見たい!」
憧「……どうしても?」
京太郎「見たい(し、海とかプールじゃできないこともヤりたい)!!」
憧「…しょうがないわね」
京太郎「よっしゃ!じゃあ俺準備して先に入ってるから!!」ドヒューン
憧「速っ!まったく…それにしてもなんか引っかかるような…」
◆
ガチャ
憧「お、お待たせ~」
京太郎「おぅ待ってました!」
憧「どうかな?」
京太郎「………」
憧「なんか言いなさいよ」
京太郎「あぁ、悪い。見惚れてた」
憧「ふきゅ」
京太郎「と、とにかくさ、憧も入れよ」
憧「うん…ってアンタなんで裸なのよ!?」
京太郎「だって俺、水着なんて持ってきてないし」
憧「ハメられた…」
京太郎「いやハメるのはこれから―」
憧「やっぱりそういうつもりだったんじゃない!」
京太郎「憧だってわかってたくせにー」
憧「あーもう!あたしも入るから場所開けてよ!!」
京太郎「そんな怒るなよー」
憧「怒るわよ!」
……………
………
…
京太郎「ふぃ~気持ちよかったな、憧」
憧「ぅん…」フニャア
京太郎「大丈夫か?立てるか?」
憧「…抱っこ」
京太郎「いいけど、そのままベッド行っちゃうぞ?」
憧「……いいよ」
カン
最終更新:2014年08月18日 20:41