京太郎「魔物とデートして、デレさせる?」

久「その通りよ!」




識別名《ベルセルク》

「あんた、何? 何が目的で私に近づくの? ほかの人間みたいに……殺すため?」

「またあんた? デートだとかワケ分かんないこと言って、混乱させようったって無駄だからね」

「お弁当ねぇ、私は食べ物なんてなくても生きていけるんだけど……あ、このから揚げ美味しい」

「須賀キョータロー、だったっけ。また美味しいものつくってくれるんでしょ?」

「デートねえ、美味しいものもついてくるなら行ってあげるわよ。でも変な気をちょっとでも起こしたら殺すからね」

「……綺麗な光景。私今まで、こんな綺麗なところを、壊してたんだ。あはは、そりゃあんたたちだって必死になるわね」

「ねえ須賀。私のこと殺したいんじゃないの? ――殺しなさいよ」

「……なんでッ!? バカじゃないの!? 私、あのまま、あのメカメカ団に殺されてたら、それで良かったのに……! なんで私をかばったりなんか……ッ!!」

「ホンットーに殺す気がないのね。呆れた。……でも、生きていてほしいって、それ、あんたの街を壊し続けてた奴に対しての言葉じゃないわよ」

「ねえ、生きていてもいいのかな、私。須賀といっしょにいてもいいのかな」

「…………うん。私を……キョータローに、あげる」

「キョータローおはよっ! は? 制服がどうしたの? 今日からこの淡ちゃんがくらすめいとになってあげるんだから、喜びなさいよね!」


「――あははっ、キョータロー、だいすきだからねっ!」