京太郎「あの、本当にやるんですか?」

初美「もちろんですよー」

春「京太郎怖いの?」ポリポリ

巴「まぁ、実際にやろうとは思わないよね」

霞「でも、来たとしても私たちが祓ってあげるから」

小蒔「怖いけど頑張ります!」フンス

京太郎「はー、わかりました」

これは俺が体験した話なんですけどね

俺は朝方釣りに行こうと思いまして近くの釣り場まで自転車で行ったんです
その時は霧も出てたんですがまぁ、何事もなく釣り場まで行って釣りをしてたんです
んで、釣りをしていたんですがこれがなかなか釣れなかったんですね
釣れたのは長靴や木の枝ばかりだったんですけど、いきなり引きが強くなりまして
これは大きいって思い目一杯引いたんですよ
釣りあげてみると海草が沢山ついていて何かわからないんですよ
まぁでもまた長靴か何かだろうなって思って捨てようとしたんですけど何故かそれが気になって仕方ないんですよ
で、それが何か見てみようと思い、付いていた海草などを取ろうとしたんですけど取れないんですね
どんなに力を入れても取れないもんですから海草を下から上に手で上げたんですよ
そしたらその中には女の人の顔があってこっちを見つめてるんですね

小蒔「ひゃあ!」

霞「よしよし、大丈夫よ小蒔ちゃん」

京太郎「続けても?」

小蒔「大丈夫です」プルプル

京太郎「では続きから」

怖くなった俺はそれを水の中に落としてしまい、そのまま帰ろうとしたんですね

初美「これはあんまり怖くないです」

春「同感」ポリポリ

巴「二人ともやってもらってるんだからそんなこと言っちゃいけません」

京太郎「まぁ、続けますね」

それで自転車に乗って早く帰ろうと漕いでいたんです
そしたら、前から自転車に乗ってる人が来たんですよ
その時は距離も離れてたし霧もあって何かわからなかったんですけど
だんだんと近づいてきてハッキリと見えるようになってきたんですよ
そしたらその自転車に乗っている人が何かおかしかったんです
だんだん近づいていってやっとわかったんですよ
その人は首がなかったんです、でもそんなことはありえない目の錯覚だって思い込んで
さらに近づいてみるとまたあることに気づいたんですよ
その自転車にはかごがあってその中に何か入ってるんですね
近づいていくうちにそのかごの中身も見えてきたんです
かごの中には俺が落としたはずの女の人の顔がこっちを見てニタァって笑ってるんです
そこで俺は気を失ったんですが気づいたら布団の中でしたね
あれが夢で良かったと今も思います

初美「別に怖くなんてなかったですよー」カタカタ

春「ほんと」ポリポリポリポリ

巴(二人とも怖がってるのがバレバレだよ)

小蒔「ううぅ、怖かったです」

霞「まぁ、でも夢だったのでしょう?それに何もなかったのなら気にすることはないわ」

京太郎「ああいえ、何もなかったわけではないんですよ」

五人「えっ」

京太郎「ビックリして起き上がったら手がなぜか濡れてたんですよ」

京太郎「気になって見てみると、手に濡れた長い髪の毛がついていたんですね」

カン!