久「須賀くん、ちょっと買い出しお願いしていい?」

京太郎「はい、ちょっといってきますね」


まこ「お、ええとこに。ちっとこいつ運ぶん手伝ってくれんか?」

京太郎「いいですよー」


優希「京太郎ー!!タコスーを出せー!!」

京太郎「ほいよ」


和「すいません、エトペンの腕が少しほつれてしまって……直せます?」

京太郎「まかせとけ」


咲「ごめん京ちゃん、この前教えてくれた本屋さんどこかまた教えてくれない?」

京太郎「いいけどこのやり取り3回目だぞ?早く覚えろよ?」



久「須賀くんってさー、断らないわよね」

まこ「なんじゃ?また難題押し付けたんか?」

久「失礼ね。でも大抵頼めば聞いてくれるじゃない?」

和「まぁ、確かに……あんまり頼むのも悪い気はしますが」

優希「ついつい京太郎がいると……」

咲「うーん……京ちゃんに頼らなくてもいいようにしたいけど……」

まこ「で、何を企んどるじゃ?」

久「やーねー、人聞きの悪いこと言わないでよー。ただ、どこまで断らないのか試してみたいだけよ」

和「結構酷いことみたいですが」

久「そんなお金たかったりする訳じゃないわよ。こう、どこまでしてくれるか気にならない?」

優希「分からなくもないけど……」

咲「大抵聞いてくれそうですよ?」

久「まぁ1人ずつ試してみましょうよ」

久「須賀くーん?肩もんでくれない?」

京太郎「いいですよ?じゃ、そこに座ってください」

久「こう?」

京太郎「はい、それじゃ…」

久「んっ……そこそこ……ふぅ」

京太郎「結構凝ってますねー」モミモミ

久「そう?……んんっ……まぁこれでも色々やってるし……んぁっ……」

京太郎「やっぱり議会長までやってるからですかねー」モミモミ

久「そうそう……あん……け、結構上手いじゃない……ふぁ……」

京太郎「そうですか?ハギヨシさんから色々教わった甲斐がありましたねー……それじゃ、一気にいきますよ」モミモミ

久「へ?……あぁんっ!……い、一気って……あぁ……そ、それぇ……気持ち、良すぎて……あ……ダメー!!」



久「はーっはーっ……やばかったわ……」ピクピク

まこ「おぉう……ぐったりしとるのぅ」

和「あんな声まで出して……」

久「気持ち良くって……やば、クセになったらどうしよ……」

咲「だ、大丈夫……じゃないっぽいですね」

優希「恐るべし京太郎」

まこ「ふむ、次はわしが行くか」

まこ「おーい、ちっと執事服着てくれんか?」

京太郎「え?いいですよ?」

まこ(マジで断らんなー。まぁやらせてみっか)

まこ「おう、じゃあ今度店で使ってみるか考えとる奴じゃ、早速頼む」

京太郎「はーい。お、サイズは合ってますね」


京太郎「こんな感じですかね」シツジスガタ

まこ(おいおい、めっちゃ似合っとるな!!予想以上じゃ!!)

まこ「そ、そうじゃなー……ちょっと執事やってみようか」

京太郎「執事ですか……まこお嬢様?」

まこ「は、はいっ!?」

京太郎「まこお嬢様、どうされました?」

まこ「お、おま……まこお嬢様て……」

京太郎「はい、執事たるもの、お嬢様をお嬢様とお呼びするのは当然のことです」

まこ「お、おう……」

京太郎「それではどうされます?お茶でも淹れましょうか?」ニッコリ



まこ「いける、アレなら女性客掴めるわ」

久「まこー、私のこと言えないじゃない」

まこ「うっさいわ。アレ見てんなこと言えっか」

和「ボロボロじゃないですか……」

優希「あいつ何したんだじょ……」

まこ「いるか?京太郎の執事姿の写真」

咲「すいません、焼き増しお願いできます?」

久「全員分ね。あ、次優希いってみましょうか」

優希「わ、分かったじぇ……あ、写真は私の分も!!」

優希「おーい、京太郎ー」

京太郎「んー?どしたー?」

優希(もう執事じゃないのか……)ションボリ

優希「あぁ……ちょっとあの棚の上の取りたいんだじぇ」

京太郎「アレかー?うーん、高さ的に俺でも厳しいか?」

優希「だから……私を持ち上げろ!!」

京太郎「あいよ」ヒョイッ

優希「ひゃっ!?い、いきなり持ち上げるなぁ!!」

京太郎「そう言ったってなー……つーかお前軽いな。ちゃんと食って……るよな、タコスを」

優希「と、当然だじぇ」

京太郎「で、届いたかー?」

優希「あ、あー……これ違うやつだったからいいじょ」

京太郎「ん?いいのか。じゃ、降ろすぞ?」

優希(いや……これじゃちょっと勿体無い気もするし……よし)

優希「いや待て……お姫様抱っこして欲しいじょ」

京太郎「お姫様抱っこ……こうか?」ヒョイッ

優希「う、うわっ!そ、そんないきなり…」

優希(あ、京太郎が近い……)

京太郎「ん?ちょっと安定しないな……も少し抱き寄せるぞ?」ギュッ



優希「……最高でした」カオマッカ

咲「優希ちゃんが真っ赤のまま動かない」

まこ「抱き上げからお姫様抱っことは……攻めたな」

久「その結果これと……よし、和。優希の仇を取ってきなさい」

和「優希は死んでませんよ!?……でも、いってきます」

和(さて……あんまり直接的なものは駄目そうですし、あんまり須賀くんに迷惑はかけられませんし……)

京太郎「ん?どうした和。なんか考え込んで」

和(そうですね……簡単なものだけど、あんまり他人にするのが躊躇われるような……)

和「須賀くん」

京太郎「なんだ?」

和「頭撫でてもらえませんか?」

京太郎「こんな感じか?」ナデナデ

和(……誰かに頭を撫でてもらうなんていつ以来でしょうか)

京太郎「これくらいか?」

和「……もっとお願いします」

京太郎「分かった」ナデナデ

和(……あ、結構気持ちいい……じゃなくて!!須賀くんもなんで躊躇いもせず撫でるんですか!!)

京太郎「結構気持ちいいな」ナデナデ

和「は、はい!?」

京太郎「あぁ、悪い。こう、和の髪って綺麗だし、触り心地もいいからさ」ナデナデ

京太郎「ずっとこうして撫でていたいくらいなんだよな」ナデナデ

京太郎「おっと、撫ですぎたか」

和「……須賀くん」

京太郎「ん?」

和「もっと、もっと撫でてくれませんか?」



和「あんなに撫でられるのが気持ちいいなんてオカルトありえません」

和「なんで気持ちいいのか知るためにこれからも撫でてもらわなくては」

まこ「なんかにやけた顔で言うとるな」

優希「信じて送り出したのどちゃんがナデナデの虜になって帰ってきたじぇ……」

久「恐るべし須賀くん……もはや和でも駄目なのね……」

久「こうなったら咲、あなたが最後の砦よ」

咲「は、はい!でも……私なんかで……」

久「大丈夫、みんなあなたを信じてるわ。思いっきり行ってきなさい」

咲「わ、分かりました。いってきます!」

咲(思いっきり……てことは結構思い切ったことがいいんだよね……)

咲「きょ、京ちゃん!!」

京太郎「どした?」

咲「わ、私の胸揉んでくれない!?」

咲(な、何言ってるの私!?で、でもこれくらいやってもいいよね京ちゃん!?)

京太郎「…………」

京太郎「……無いものは、揉めないだろ」

咲「」



カンカンツモ!!

ロン!!ツモ!!リンシャンツモ!!

カンカンリンシャンカイホウ!!

リンシャンカイホウ!!リンシャンカイホウ!!リンシャンカイホウ!!!



京太郎「」マッシロ

咲「ぐすっ……京ちゃんの馬鹿……」

優希「よしよし咲ちゃん、気持ちは分かるじぇ」

まこ「あー……」

和「須賀くんも悪いですけど……ちょっとやりすぎでしたね」

久「……結論、『須賀くんはできることなら大抵やってくれる。ただし無いものは揉めない』」

和「何それっぽくまとめてるんですか!?」


カンッ!!