782 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/11/30(月) 01:56:41 ID:97M33MQl
小ネタ

咲「うわぁ~!原村さんのお弁当は今日も美味しそうだね!」
和「あ、ありがとうございます…///よろしければおひとつどうぞ」
咲「いいの?やったーありがとう!じゃあこの卵焼きもらうねっ」パクッ
咲「んん~すっごく美味しいよ!これも原村さんの手作り?」
和「そうです///お口に合ったみたいで良かったです」ポーッ

京「(ああー。今日も和は可愛いなぁ~!チクチョウ!咲のやつずるいぜ…俺もあの弁当食ってみたいのに…)」
タ「おい馬鹿犬!さっきからなにをニヤニヤしてるのだー?」ゲシッ
京「イテテ…!なんでもねーよ!ってゆーかいちいち殴るな!」
タ「ふん!お前が気持ち悪い顔してるからだじぇ~!」ゲシッ×3
京「イテッ!イテッ!イテッ!(くぅ~…なんだってんだよ…)」ブツブツ
 コツン。
京「ん?なんだ、ポケットの中になにか入っているぞ…」ゴソゴソ
京「むむむ?『これを飲めば、どんなに冴えない君でも一瞬でモテモテ君に!』って、なんじゃこりゃー!」
京「ええと…『※ただし、有効時間は飲んでから24時間。』か…。いつの間にこんなものがポケットに…」ジーッ
京「う~ん。限りなく怪しいけど、まあ騙されたとなんとやらだ。飲んでみるか」ゴクゴクッ
京「(味は普通だ。だが、特に体に変化はないな…。やっぱりただのジュースだったのか?)」
和「宮永さん、良かったらこれもどうぞ///」
咲「わあい!ありがとう、原村さんっ」パクッ
京「(ああー。いいなあ…俺も和とキャッキャウフフしてえなぁ…)」デレデレ
 ポトッ。
京「ん?おい、タコス。タコス落としたぞ~?ほれ」スッ。手が触れる
タ「きゃ…っ!」
京「キャッってなんだよ。キャッて…これ、食わないんなら俺が食っちまうぞ~?」
タ「あ…いや…その…た、食べてもいいよ…それ」モジモジ
京「え、良いのか?(なんだ?タコスが俺にタコスをくれるなんて、なんかおかしいぞ!?)」
タ「あ、あげるよ…」モジモジ
京「(しかも、さっきから喋り方が変だ。いつものじょ!とかじぇ!はどうした?)」ジーッ
タ「うう…!そんなに見られたら恥ずかしいよ…///」テレテレ
京「(なぜ顔が赤くなる?照れてるのか…?ま、まさかこれがモテ・モテールの力!?)」

京「な、なあタコス。お前、今好きなヤツとか居るのか?」ドキドキ
タ「え…!なんで急にそんなこと…!」カァーッ
京「まあまあ。こっそり俺に教えてくれよ」スッ。耳を傾ける
タ「きょ、きょうたろうのことが好き………」ボソッ
京「おお!本当か?本当なのかっ!?」
タ「うん…」コクリ
京「(うおおおお!やった!やったぜ!これで和からも、す・き なんて言われちゃったりしてな!)」グフフ

京「なあ~和!今好きなヤツとか居るか~?」ドキドキ
和「え…?」
咲「むっ…」
京「こっそり俺に教えてくれよー(なんだ?咲の反応はいつもと変わらないな)」
和「須賀くん!あ、あなたはいきなり何を聞くのですか!?」キッ
京「まあまあ。良いじゃないか(ん?なんかちょっと怖いな…。でもこれはもしかしたらツンデレってやつかもしれん!)」ドキドキ
和「何であなたにそんな事を教えないといけないのですか?…行きましょう。宮永さん」タタッ
咲「あっ!うん…。またね、京ちゃん」タタッ
京「って…あれ?おーい和ー?(なんでだ!?和にはモテ・モテールが利かなかったのか!?)」ションボリ

タ「ねえ、きょうたろー。」テレテレ
京「ん…なんだ、タコス…」
タ「今日、一緒に帰ろうね♪」ギュッ
京「ああ。分かった(まあ、こいつも普段こんな性格だったら結構可愛いかも…)」ジーッ
京「(どうせ24時間で効き目が切れるんだし、今日くらいはこいつとベッタリしてても良いかな)」テレテレ

 ガサガサ。

?「うーん。今のところはどうやら一人の女の子にしか利いてないみたいっすね」コソコソ
?「ああ…あれはまだ試作品だからな。多少の不具合はあるだろう」コソコソ
?「なーに。また薬を調合しなおせばいいさ」ワハ

翌日・昼休み

咲「今日も原村さんのお弁当おいしいね♪」
和「ありがとうございます…///」ポー
京「(はぁ~いいなぁ)」ジーッ
タ「・・・・・・・・・(京太郎のやつ、またのどちゃんのこと見てデレデレしてるじょ)」キッ

?「よし、頼んだぞ」
?「任せるっす」

 スッ

京「(むむ…なんだー?またモテ・モテールがポケットの中に入ってる…いつの間に…)」ジーッ
京「(しかも今日のは1週間有効って書いてあるぞ!!よし、これでこんどこそ和に…!ウヘヘ)」ゴクゴク
タ「おい犬~その肉まんよこせぇ!ていっ!」ゲシッゲシッ
京「うわぁ!いてて…やらねーよ!(ありゃ?おかしいな。昨日はこいつが真っ先に効果が出たんだけどな…)」
タ「ふん!犬のくせに生意気だじょ~」ベーッ
京「やれやれ…しょうがねえなぁ。じゃあ半分だけやるよ、ほれ。(まあ昨日はこいつも可愛かったし、これくらい良いか)」
タ「…!!あ、ありがとうだじょっ…(なんか今日の京太郎優しい…?)」ポッ
咲「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」ジーッ
京「む?(咲のやつ…なんか物凄い形相でこっちを睨んでるぞ…)」
タ「ん?どうかしたのか?咲ちゃん」
和「…宮永さん、どうかしたんですか?」

 タッタッタ

咲「優希ちゃん…京ちゃんに変な真似したら私、許さないからね…?」ボソッ
タ「ひいいっ!(急にどうしたんだじょ!?咲ちゃんが怖いじょーっ!!!!)」ブルブル
京「ん?おーい二人とも。こそこそして何話してるんだ?(タコスがなんか怯えてるように見えるが…)」
咲「ううん。なんでも無いよ京ちゃん」ニッコリ
京「そうか?(今の笑顔、なんか可愛いな…)」
咲「うん。なんでもない。なーんでもないの。それより京ちゃん。明日は京ちゃんに私がお弁当作ってきてあげようか」ニッコリ
京「えっ良いのか!?(なんだなんだ!今日は咲に効果が出てるのか!?しかも手作り弁当だなんて…)」ウヘヘ
咲「もちろんだよ!おかずは何が良い?あっ私、肉じゃが作るの得意だよ♪」ニッコリ
京「肉じゃがかぁ~いいなあ!じゃあそれで頼む。最近食べてないから楽しみだな~」
咲「うん!任せといて♪」
和「・・・・・・・(宮永さん、急にどうしてしまったんでしょう?あんなに須賀君に笑顔を向けて…須賀君、許しません!)」ダッ
京「あっ、おい和~どこ行くんだ?」
和「・・・・教室に戻ります」キッ
京「ああ…そう(はぁ~今日も和にモテ・モテールは利かなかったか…。しかもまた睨まれちゃったよ)」トホホ
咲「京ちゃん、他にお弁当のおかずは何が良い?」ピトッ
京「!!…そうだな、ええと…(うおおお!咲が俺にくっついてきた…!これはこれで悪くないな)」ウヘヘ
タ「(なんか今日の咲ちゃん、犬に積極的だじぇ…。犬もあんなにデレデレしちゃって…)」
タ「(のどちゃんも何故か教室に帰っちゃったし…。なんかつまんないじょ。私ももう戻ろうかな)」ショボン
京「ウヘヘ・・・・・・んっ?おいタコス、そんなしょぼくれた顔してどうしたんだ?」
タ「…別に、なんでもないじょ。私も教室に戻る…」トボトボ
京「あ、ああ。また部活でな(なんだか元気がなさそうに見えたんだが…気のせいだったのかな。ま、いっか。)」
咲「またね、優希ちゃん♪」ニッコリ

3日後

咲「京ちゃん♪私以外の女の子のことは見ちゃ嫌だよ?」ピッタリ
京「あ、ああ。(しかし…2つ目のモテモテールを飲んでから、すっかり咲が俺にくっついて離れなくなったなぁ。)」デレデレ
京「…(でも、その代わりにタコスと和の俺見る目が日に日に怖くなっている気がするんだよな…)」ブツブツ
京「あっ…(噂をすればなんとやらで和がこっちに向かって歩いてくる…)」
和「……………」
京「………や、やぁ和」
和「…………(また須賀君と私の咲さんが二人きりで歩いてる…。許しません!○ヌ!!!)」キッ
京「あ、あはは…(くぅう!また睨まれたぁ!)」ガーン
咲「……」

 タッタッタ

京「あ、おい咲?」
和「…咲さん!(やっと私の元へ帰ってきてくれる気になったのですね!?)」
咲「原村さん。私達の仲を邪魔しないでくれる…?」ニッコリ
和「ッ!?そ、それはどどどうゆう意味…ですか!?」
京「…(なんだろう。咲と和が何やら話をしているみたいだが、よく聞こえないな…)」
咲「あのね、原村さん。京ちゃんと私は運命の赤い糸で結ばれているんだよ。」ニッコリ
和「なっ…」ガーン
咲「だから、原村さんが入る隙なんてお米一粒ぶんも無いんだよ」ニッコリ
和「そんな…咲さん、最近のあなたは何か変ですよ?あの時のあなたはどこへ行ってしまったのですか…」
咲「あはは。何変なこと言ってるの?原村さん。あの時もこの時も何も、私は私だよ?」ニッコリ
和「………(やはり、何か様子がおかしいです。こんななのは本当の咲さんじゃありません)」
和「………(ハッ!もしかして、須賀君に変な薬でも飲まされたんじゃ…!?)」
和「………(これは少し、調べてみる必要がありそうですね…早く本当の咲さんに戻ってもらいたい。)」
和「きょ、今日のところは失礼します!」タッ
京「あ、和のやつ行っちゃった。咲、和と何を話してたんだー?」
咲「わかんない。普通にお話してただけなのに、何でだろうね?それより京ちゃん、今日は放課後どこに行こうか?」ニコニコ
京「ああーそうだなぁ…映画でも見に行くか?」
咲「うん♪楽しみだなあ!」

 トコトコトコ

タ「む…あれは、京太郎と咲ちゃんだ」
タ「また二人きりであんなに楽しそうに笑ってるじょ…」
タ「最近はすっかりあんな調子だし、タコスを買ってこいと頼むのもなんか気が引けるじょ」
タ「…って、なんで私はこんな気持ちになってるのだっ!?あんな犬、どうでも良いはずなのに」
タ「はぁー…。なんなんだじぇ…」
タ「だー!!分かんないじょ!今日は憂さ晴らしに帰ったらタコスのやけ食いするじょ!」プンスカ

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