始めは、ただの後輩だと思っていた。
大切な存在であることには変わらないけれど、それだけだと。

いくら言っても雑用を手伝おうとする彼に、困った子だと苦笑するようになった。
いつからか彼と居られることに、心地よさを覚えていた自分がいたけれど。

彼が部の皆と仲良くなって、とてもうれしかった。
二人きりの時間が減って、少しさみしく思ったけれど。

彼に目を見られて、何を言われるか怖くなった。
数秒後には、一生忘れられない思い出になったけれど。

大切な時間、大切な皆。
それを象徴するような彼に、私はきっと恋をした。

我がままだとはしりつつも、思いはどうにも止まらない。

「須賀君、私、貴方の事が…!」