本編から2年後
部長は和副部長(兼雑用)は京太郎
和「えっと…次の練習試合の対戦校の牌譜は…」
京太郎「ほいこれ」スッ
和「…」
京太郎「?なんだよ?」
和「…いえ、ありがとうございました」
~~~~~~~
和「そろそろ帳簿の整理をしないといけませんね…えーっと確か…」
京太郎「帳簿整理なら昨日やっといたぞー」スタスタ
和「…須賀くん?」
京太郎「ん?なんだよ?」ピタッ
和「…」
京太郎「何か言いたいことでもあるのか?すぐ終わらないならとりあえずこの荷物運んでからでも…」
和「…いえ、何でもありません。ありがとうございました」
京太郎「おー。お安い御用だよー」スタスタ
和「…」
………
……
…
京太郎「今日は何もするなって、急になんだよ?」
和「とにかく、これは部長の命令です。いいですね?須賀副部長?」
京太郎「…まぁ、別にいいけど…俺はぼーっとしときゃいいのか?」
和「…麻雀を練習すればいいのでは?」
京太郎「えっ?…あっ!そうだな!うん!麻雀部員だもんな!俺!」
和「…」
~~~~~~~
和「えーっと対策すべき高校の牌譜は…」「そこの棚の上から2番目右から3列目ー」
和「…」チラッ
京太郎「~♪」カチカチ
和「…この間の練習試合の対戦校の牌譜は」「もひとつ右の棚上から3番目の右端ー」
和「」バッ
京太郎「おっ、その牌ロンだ!へへっ、満貫やりぃー!」カチッ
和「…清澄高校の牌譜「左の棚の」んもおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」ウガー
京太郎「!!??」ビックゥ「あっ」カチッ\ロン/\ロン/\ロン/「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!」
和「あっ…」
京太郎「う、おぉぉぉぉぉぉぉ…」シクシク
和「そ、その…ゴメンナサイ…」
…数日後
京太郎「この前は何もするなで…今日はずっと打ち続けろ?」
和「ええ、体力をつけるためです」
京太郎「麻雀で体力とは一体」
和「とりあえず、相手はこの人たちです」
咲「えっと…和ちゃんに頼まれて…」
照「咲に頼まれて」サクサク
衣「以下同文なのだ!」
京太郎「」
和「…色々すみませんが頑張ってください」
京太郎「…ハイ」
咲「えっと…楽しもっか、ね?」
照「負けない」
衣「さあやるぞ!すぐやるぞ!いまやるぞー!」ぴこぴこ
京太郎「くそっ!やってやる!やってやるんだからな!」
グワアアアアーーー!キョ、キョウチャンダイーーーーン!
和「…とにかく、これで須賀君が雑用が出来なくなりましたね」
和「ここで須賀くんが主体にならなくても出来るというところを見せて、もっとしっかりと麻雀に取り組んでもらうんです!」フンス
~~~~~~
「部長、次の対戦校の…」
和「ああ、はい。ちょっと待ってください…ええと、確か」ガッ「あ」
ドサドサバサァ
床「」グチャッ
「…手伝います」
和「…ありがとうございます」
和「…」カリカリカリカリ
和(ふふふふふふ…流石に帳簿はミスをするところはありませんね)
和(他では遅れをとりましたがこれなら…)アッヤッベェノドチャーン!ソッチニタコスガトンデッター!ヨケルンダジョー!
そうです!これだけは私一人でも完遂してみせ)ベチャッ
和「」
優希「す、すまんのどちゃん!手が滑ってタコスがのどちゃんの方に…!」
和「い、いえ…私『は』無事でしたから…」
和(帳簿はサルサソースまみれになってしまいましたけど…はぁ)
和「せめて…そう、せめて!荷物運びだけは成功させないと…!」フラフラ
和「うんっ…しょっ…よい…しょっ…!」フラフラ
和(お、重い…!須賀くんは毎日これを…!)フラフラ
和「くっ…うぅ…!よいっ…しょ…!」フラフラ
和(あと…後少し…)ガッ「えっ…?」
和「あ…きゃああああああああ!!」グラッ
京太郎「うおおおおおおおおお!!!」ガシィッ
和「あ…ああ…?あれ…?」
京太郎「ふいー…間一髪…」
和「須賀…くん…?」
京太郎「おう。大丈夫か和?」
和「なんでここに…」
京太郎「ずっとやってて疲れたからちょっと休憩をしようかと思ってな。それより怪我とかないよな?」
和「…」
京太郎「和?おーい、どうし」和「ぅぅぅぅ~…」ボロボロ京太郎「えええええええええ!?」
和「うぅぅぅぅぅ~~!!!」ボロボロボロボロ
京太郎「えええええ!?なに!?のど…えぇ!?いきなり泣いてどうした和!?」オロオロ
和「笑いたいなら笑えばいいんです!どうせ私は雑用もまともにできないポンコツ女なんですぅぅぅ!!」
京太郎「えぇ!?い、いきなりどうし」
和「ふええええええええええええええええん!!!」ビエーー!!
京太郎「えぇぇぇぇぇ…」
この後泣き止まない和ととりあえず頭を撫でて宥めてる京太郎が目撃され、
何をしてこうなったのか貧乳勢に問い詰められる京太郎がいたりしますがそれはまた別のお話
カンッ
最終更新:2014年06月08日 23:43