京太郎「ははっ」

久「どうかしたの?急に笑って?」

京太郎「いえ、少しおかしくって」

久「何がよ?」

京太郎「俺ですね?思ってたんですよ」

京太郎「恋人と帰る帰り道はそれはそれは楽しいものなんだろうなって」

京太郎「それまでとは相手が違って見えて、世界は輝いて見えるんだろうなって」

京太郎「そんな風に思ってたんですけど、どうも違ったみたいで、それがおかしくなったんです」

久「あら?あたしとの帰り道はお気に召さなかったかしら?」

京太郎「ち、違いますよ!そうじゃなくって!」

京太郎「随分前から、俺の世界は変わってたんだなって。
久さんと出会った時からとっくに輝いてたんだなって、今更ながらに気付きまして」

京太郎「自分の認識の遅さに思わず笑いがこぼれたってところです、はい」

久「つまり…。どういうこと?」

京太郎「須賀京太郎は、久さんにだいぶ前から惚れていた。それだけの話です」

久「そ、そう。な、ならいいわ」

京太郎「顔、赤いですよ?」

久「う、うるさい!うれしいんだからしょうがないでしょ!」

京太郎「うわ…。俺の彼女、可愛すぎる…!」

久「ももう行くわよ!ちゃんと…エスコート、しなさいよね」

京太郎「仰せのままに、お姫様」

カン!