佳織をオーバーキル



京太郎「朝のテレビ見ていたら女性が憧れるシチュエーションってのを五つ紹介していたな~

あれ本当かな……

…そうだな、試してみっか!

それも五つ全部!

うまくいけば彼女が出来るかもしれない!ようし、相手は……」


…………

その日の夜


ブーッ、ブーッ、ブーッ


佳織「ん?誰からだろ…えっ、あっ、きょっ、京太郎君だ!!

で、出ないと!おほんっ、あっ、あのっ、も、もしもし!?
きゅ、きゅうにどんなご用事かな!?」


京太郎『明日、休みだから一緒に出かけましょうよ』

佳織「えっ!お、お出かけですかー!?」

京太郎『そっちの家に近いほうの駅行きますんで、朝九時集合ってことで』

佳織「あっ、ちょっ、ちょっと待って!え、駅前九時、うん!」

京太郎『大丈夫ですよね』

佳織「うんうんっ!行く行く!絶っ対行くからっ!!」

京太郎『それじゃまた明日会いましょう』

佳織「は、はいっ!お、おおおおやすみぃ~」

プツッ

佳織「はうぅぅ~…と、突然デートの申し込みされちゃったぁ~…

もう…

強引すぎるよぉ…/////」


[0]■■■□□[100]ピピピッ…

↑胸キュンゲージ



京太郎「よし、憧れシチュエーションの一つ、『強引に予定を入れられる』成功!
あー、明日が待ち遠しいや!」

……

翌日


佳織「京太郎くぅ~~ん!」

京太郎「あっ、佳織さん!おはようございます」

佳織「うんっ、おはようございます!」

京太郎「その服バッチリ似合ってますね、髪のリボンも新しいやつですか?」

佳織「え、えへへぇ~、分かっちゃう?///」

京太郎「そりゃ分かりますよ、佳織さんのことなら」

佳織「はぅぅっ!////」キュンッ

京太郎「さっ、行きましょうか」ギュッ

佳織「(わっ!手っ、手握られた!わわわ、スタスタ歩いていく…
こういう迷いのない姿って素敵だなぁ~////)」


[0]■■■■■[100]ピピッピーッ!


※佳織さんのゲージは上がっていますが、
京太郎が予定していたシチュエーションとは関係ありません
彼の素の行動です

……

お昼ごろ


佳織「あー、結構歩いたねー!」

京太郎「そろそろご飯にしますか、レストラン予約してたんですよ」

佳織「わっ!すごーい!」


レストラン店内


佳織「へぇオシャレなお店だね~

あっ!ピアノなんかあるよー」

京太郎「ええ、夜になると演奏する人がくるそうですよ

……ちょっと注文して先に食べててください、少し用を…」

佳織「うん、じゃあ……どれにしようかな~」


店員「妹尾佳織様?」

佳織「あっ、はい」

店員「お手数ですが、あちらのピアノの方をごらんください」

佳織「?」


ポロロ~ン♪

佳織「え」

京太郎「~♪」

佳織「き、京太郎君がピアノ弾いてる…!

うわぁ、すっごい上手~……」

京太郎「~♪」

佳織「…このレストラン選んだの、私にピアノ聞かせてくれるためだったの?

…………ありがとう京太郎君////」


[0]■■■■■[100]■■■ピピピッ


京太郎「(ドイツの超人は言った『見よう見まねでやったが上手くいったぜ』と

ありがとう、俺も初めてだけど上手くできたよブ○ッケンJr…!
憧れシチュエーション『サプライズ』は成功だ!)」

……

通り



京太郎「(残るシチュはあと3つなんだが…その一つ『壁ドン』っていつやればいいんだー!)」

佳織「(はぁ~、さっきの京太郎君かっこよかったなぁ~…///)」

京太郎「(う~ん……)」


チリンチリン


京太郎「自転車……危ないっ!」ガバッ

佳織「(ピアノも出来ちゃうなんてますます…)……ふぇっ!?」


チリンチリン

若者「おっと、ごめんよ~!」

京太郎「ふぅ、危なかった…大丈夫ですか、佳織さ……」

佳織「//////////」

京太郎「あっ…

(とっさに佳織さんをかばったから、建物に押し付けるような形に……
おいおい、これって『壁ドン』じゃないか!)」

佳織「(こ、この状態…漫画で読んだ事ある……
こうやって逃げられないようにして、口説いたり、キ、キキキキキスした…り…/////)」

京太郎「(さて、どうすっかな…佳織さんがじっとして動かないけど、
いきなりこんな事したからおびえてるんだろうな…

じゃあ、ついでだしもう一つやっとこ)」

ぽんぽんっ


佳織「……ふぇ?」

京太郎「びっくりしましたよね、もう大丈夫ですから」

佳織「……あ、ふぁい…/////」

京太郎「(『頭ぽんぽん』成功…かな?)」

佳織「//////」


[0]■■■■■[100]■■■■■[ゾッコン]■■ピピピピッ


……

夕方


駅前



佳織「今日はすっごく楽しかったよ!本当にありがとう京太郎君…///」

京太郎「いえいえ、楽しんでいただけて何よりっすよ!」

佳織「(うふふ、子供みたいな笑顔……

でも、ぐいぐい引っ張っていったり、ピアノ弾いてくれたり、身を呈して守ってくれたり…
男の子っぽさと、男性らしさが一緒になってる不思議な人…

だから私……こんなに…////)」

京太郎「佳織さん?」

佳織「あっ、ううん!そっ、それじゃあね京太郎君!」ダッ

京太郎「……」


ぎゅっ…


佳織「あっ…きょ…京太郎…君…?」


京太郎「(……自然にやってた…最後に残ったシチュエーション『後ろから抱きしめる』

何も考えずに去ろうとする佳織さんの後姿を見たら…腕が勝手に……)」

佳織「………京太郎君?////」

京太郎「……佳織さん」

佳織「はっ、はいっ…!////」


京太郎「また…遊びましょうね」


佳織「……はいっ!!」


[0]■■■■■[100]■■■■■[ゾッコン]■■■■■[ヨメ]ピピピッ



オーバーキル、大成功!


カンッ