怜「なぁ~、りゅ~か~」

竜華「ん?怜、どないかした?」

怜「園城寺京太郎ってさ…なんかええ響きやと思わへん?」

竜セ浩泉ピクッ

怜「ほら、なんか売れっ子の小説家みたいでかっこええやん」

竜華「ん~、せやろか?それよりも清水谷京太郎の方が、こう、格式高い感じがしてええと思うわ」

怜ムッ

怜「いやいや、んなこt」

セーラ「ちょい待ち、竜華!格式高いとか売れっ子とか、そんなん近寄りがたいだけやんけ!そんなんよりも、親しみやすい江口京太郎、これ一択やで!」

泉「いや、でもですよ、先輩。あんまり庶民的すぎても埋もれてまいません?せやから、ここは格式と庶民的なのの中間的な感じのする二条京太郎で決まりですわ」

浩子「泉~…あんた、なんも分かっとらんわ~。ええか?ちょっとでも格式高そうに見えると、近寄りがたく感じるのは出てくんねん。

せやけど、江口先輩ほど庶民的なのもちょっと…となれば、庶民的でありながらも珍しさを残す苗字がええ。

つまり何が言いたいかと言うと、舟久保京太郎が全一やいうことですわ」

怜「珍しさで言うたらウチのもそうやん?売れっ子言うんもウチの勝手な想像なわけやし、他はそう感じんかも知れん。

そう考えれば、やっぱ園城寺京太郎がいっちゃんや!!」

竜華「皆分かってへんなぁ~。考えてる相手、あの京くんやで?他ならともかく、京くんやったら格式大事やろ!」

セーラ「いやいや、こっちが!」泉「ちゃうちゃう、こっちや!」浩子「データ的にこっちや!」ヤイノヤイノ

竜華「ちょい一旦落ち着こ、皆。ここは逆考えてみん?」

浩子「逆ですか。それで総合的にええ方を採用する言うことですね」

竜華「せや!ってわけで、や!ほれ、口に出してみ?須賀竜華。うん、文字的にも丁度ええし、響きもええな!」

セーラ「あ~、なんか納得してまうわ」

浩子「韻踏みみたいになってるんがええんですかね?」

怜(うっ…須賀怜……あかん…これはあかん…)

セーラ「怜は、須賀怜、か。なんか物足りん感じが凄いなぁ」

怜「言うなや!!」ベシッ

セーラ「痛っ!?ちょっ!酷ない!?」

怜「ふ~ん!ええも~ん!ウチは園城寺京太郎っていう強力な手駒があんねんも~ん!」

浩子「あ~、あんま拗ねんといてください、園城寺先輩。こんなこと言ってるこっちのもあんまり語呂よくは無いですから」

セーラ「須賀セーラ……自分で言うのもなんやけど、ビミョ~やなぁ」ハァ

泉「私ですと、須賀泉、ですね。須賀泉……」

竜華「なんか…普通やな」

怜「うん、普通や」

セーラ「ああ、普通やな」

浩子「普通ですね」

泉「フルボッコ酷い!!」

浩子「ウチやと、須賀浩子、ですか。収まりええ感じやと思いません?」フフン

怜「くっ…!悔しいけどそう思ってもうた…!」

セーラ「……ちょっと後で麻雀楽しませたらなアカンな…」

泉「私とそんなに変わらんのに……変わらんのに……」

竜華「浩子……あんたもやるやん!」

浩子「先輩こそ、やりますね!」

キャイキャイ
―――扉―――
京太郎「買い出しから戻ってきたら、部室内に入りづらい空気が出来上がってました…」

京太郎「……園城寺京太郎…清水谷京太郎…須賀竜華…須賀浩子…辺りが収まりいい感じ…かな?」

京太郎「って、違う違う!こんなことやってるバヤイじゃねぇ!早くこの場を離れないt」スタコラサッs

雅枝「何逃げようとしてんだい、須賀?」ガシッ

京太郎「ア~、イヤ、コレハデスネ~」


ガチャ
雅枝「お~い、お前ら~。今日はこいつ逃げないように監視しとけ~。ウチはまだ職員会議あるから、しっかり自主練しとけよ~」バタン

京太郎「グヘッ」

竜怜セ浩泉キラ~ン

竜華「なぁなぁ、京k」

ガチャ
雅枝「あ、そういや、さっき須賀の奴が何かブツブツ言っとったで。園城寺京太郎、清水谷京太郎、須賀竜華、須賀浩子がええとか何とか。あんまアホなことばっか考えてんなって叱っとくんも頼むわ~」バタン

京太郎「……オワタ」



その後、一軍部室には大嵐が巻き起こったとか…


カン!