恒子『みずがめ座の方は恋愛運最悪!好みのタイプとは全く違う人にモテてしまいます!』

京太郎「ぐぬぬ……!」

ネリー「ぷぷっ!」ケラケラ

恒子『選り好みをしないことが大切です!ラッキーアイテムは鳥の――』

京太郎「ハオを諦めろってことか……」ガクッ

恒子『続いておひつじ座のアナタ!恋愛運が急上昇!愛しのあの子と急接近するかも!?』

ネリー「ふーん……」(←どうでもいい)

恒子『でも金運はダメダメ!急な出費に気を付けて!』

ネリー「!?…………お、終わった……何もかも」ズーン

京太郎「いやいや所詮占いだろ……恋愛はよかったじゃないか?」

ネリー「ネリーにとっての恋人はサイフと預金通帳だから!」キリッ

京太郎「言い切りやがった」

ネリー「キョータロ……わたしと結婚する?」ズバァッ

京太郎「はいィ!?こ、好みのタイプと違う、貧乳に……!?」

ネリー「あ、ネリーのATMとしてね?」

京太郎「おい!……おい!!」クワッ

ネリー「冗談冗談!キョータローの顔はどう見ても、年収150万って感じだしね」

京太郎「どんな顔してるんだ俺」

ネリー「髪の毛は金髪(かねぱつ)だけどー」

京太郎「漢字だと違和感ないな!」

恒子『そんなおひつじ座のラッキーアイテムは~……サギ!』

京太郎「詐欺……占いは信用するべきだな」キリッ

ネリー「さっき所詮占いって言ってたよ!?っていうか鷺!鳥の!」プンスコ

京太郎「あぁ鷺森の鷺ね……詐欺でも違和感ないけどなぁ?」ギロッ

ネリー「あー、あーっ!ところでキョータローのラッキーアイテムは!?」

京太郎「露骨に話を逸らしたな……」

ネリー「ご、ゴホンゴホン!」

京太郎「……俺も鳥だったなぁ、そういえば」

ネリー「えー、なになに?」ズイッ

京太郎「いやその………………か、鴨」

ネリー「カモ……」

京太郎「……」

ネリー「……」

京太郎「……それはそうとして……お前さ、この前の三万円早く返せよな」

ネリー「な、なんのことー?」

京太郎「例の写真だよ!クーリングオフ!」

ネリー「もう売買は成立してるもーん、認めませーん」ツーン

京太郎「『サラシを取ったサトハは意外と巨乳!?これが証拠写真だ!』とか言われたら買うだろ!」

ネリー「ふっふーん、まぁねー!」ドヤッ

京太郎「褒めてねーし、被害者に無い胸を張るなっ」ビシッ

ネリー「ふぎゃっ!婦女暴行、罰金!」プンプン

京太郎「がめついなーお前……」

ネリー「あ、さっきの『まぁねー!』って『マネー』とかかってるからね?」

京太郎「……脳内メーカーで見たら、お前の頭の中は金ばっかりだろうなー」

ネリー「懐かしいー……そ、そんなことないよ!愛とか……あるよ!」

京太郎「何に対して愛があるんだ?」

ネリー「うーん…………諭吉?」

京太郎「ああうん、ダメだこいつ」

ネリー「ネリーはお金がいるの」キリッ

京太郎「俺の家、カピバラが飼えるレベルなんだけど」

ネリー「へー………………えっホント!?」ガタッ

京太郎「おうよ、かわいいぞー!」

ネリー「意外と金持ち……?」チャッチャッ

京太郎「そろばんを弾くな!」

ネリー「……キョータロ、ネリー飼う?」ジーッ

京太郎「家賃は貰うぞ」

ネリー「ちっ、キョータローの守銭奴」ボソッ

京太郎「自分の顔を鏡で見ろ!」

ネリー「それじゃーやっぱり結婚しかないか……」

京太郎「結婚って……俺に恋愛感情とかないだろ?」

ネリー「…………あるから言ってるんじゃん」ボソボソ

京太郎「え?……そ、それって……」

ネリー「……え、ATMっていう意味だから!///」カァァ

京太郎「あっ、あー!あぶねー、また騙されるところだった……!」

ネリー「……所詮占い、かぁ」

カンッ