清澄麻雀教室和編
和「それでは、始めます」キリッ
京太郎「おう。よろしく」
和「須賀くん」ギロッ
京太郎「え?」
和「人に物を頼む時は、お願いします、では?」ジトッ
京太郎「うっ…お願い、します」タジッ
和「はい。では、始めましょう」ニコッ
京太郎(可愛い。けど、細かい…)
授業中
和「この場合、三萬を切るのが一番待ちが広くなるように見えますが、他家の捨て牌を見るとーー」ペラペラ
京太郎(難しい…)ムムム
和「よって、ここではシャンポン待ちにとらず、その後のツモに期待する形でーー」ペラペラ
京太郎(え?シャンポン待ち?…って何だっけ?)
和「次に、どんな形の和了を目指すかですがーー」
京太郎(ちょっ!?もう次の所に行ってる!?)
京太郎「ご、ごめん和!」
和「はい?」ピタッ
京太郎「えーっと…シャンポン待ち?って何だっけ?」
和「須賀くん…」フーッ
京太郎「うっ…」
和「予習してきて欲しい、と言った資料に書いてあった筈ですよ?」ジトッ
京太郎「ご、ごめん…」
和「…もう、しょうがないですね。じゃあ、基本的な待ちの形について一から復習しましょう」
京太郎「え“?」
和「どうしました?」
京太郎「い、いや一からじゃなくても今の所だけ教えてくれれば…」
和「それではまたわからない所が出て来るかも知れません。基本的な所だからこそ、しっかり勉強しないと」キリッ
京太郎「うっ…」
和「はい、それでは資料の3ページからーー」
京太郎(…今度からちゃんと予習して来よう)
結論:良い意味でも悪い意味でも真面目過ぎて厳しい
カンッ
最終更新:2014年05月23日 00:11