貴子「できたぞ池田ァ!!須賀の部屋が爆発するスイッチだ!!」

華菜「サンキューだしコーチ!

これであいつの部屋を吹っ飛ばして、華菜ちゃんの家に泊めてやるんだし!」

貴子「くれぐれも悪用するんじゃねーぞー!!」

…………

美穂子「あの須賀君…本当にお邪魔してもいいんですか?」

京太郎「ええ、ええ!もちろんもちろん!美穂子さんならいつでも大っ歓迎ですよ!!」

美穂子「うふふ、ありがとう須賀君…」ニッコリ

京太郎「(ああ……この笑顔を見るためなら死ねる…ジグソウのゲームだってやり通せるぜ…)」



華菜「ぬぬぬ…きゃ、キャプテンを家にたらしこむなんて不届き者~…みてろ、天罰を下してやるんだし!」ポチッ



京太郎「ほら、あそこが我が家です」

美穂子「まあ、素敵なお家」

京太郎「はっはっは、いや~親が家を建てる時に少し凝ったらしくって……」


チュドォォォーーーン!!



美穂子「きゃっ!す、須賀君のお家が!?」

京太郎「」

美穂子「す、須賀君!しっかり!大丈夫!?」

京太郎「あ…あ………俺の部屋がぁぁぁーーー!!」ダッ

美穂子「須賀君っ!」



華菜「やっただし!!見事に京太郎の部屋だけを吹っ飛ばしてやったし!

早速作戦はフェイズ2に移行するんだし!だーっしっしっしっしっしぃー!!」


美穂子「あ、危ないですよ!早く消防車を呼ばないと…!!」


京太郎「あぁ…お、俺のガンプラがぁ…!!


ド、ドム・グロウスバイルー!!ハイザックカスタムー!!ギャン改ーー!!

だ、誰か返事をしてくれぇーーー!!」ガサガサ


美穂子「須賀君!!」グイグイ


京太郎「ああっ…Ez8まで消し炭に……!!

ぜ、全滅……120体のガンプラが全滅……!?」ガクッ


美穂子「須賀君……大切な物を失って辛いでしょうが、ここから避難をしないと…」


京太郎「あ、あぁ……そうですね…………あ、ゴッグは無事だった…」ヒョイ


華菜「ややっ、ぐうぜんにもとおりすがってみたら、これはいったいどういうことだしー!」


美穂子「華菜…実はね………」

華菜「なっ、なーんと!きょうたろうのへやがとつぜんばくはつするなんてー!

むむむ、ということは、きょうたろうはとまるところをさがすひつようがあるということ!
ならば、ここはこのかなちゃんがひとはだぬいでやるんだしー!」

美穂子「それなら私の家のほうが……」


華菜「いいやキャプテン!ぐうぜんにもとおりかかったということは、なにかのおぼしめしだし!

いいからここはかなちゃんにまかせるんだしー!」

美穂子「そ、そう…じゃあ、もうすぐ消防車や警察の方がいらっしゃるから……」


華菜「(うっ、サツにこられると厄介だし…!)

そうと決まれば早速移動だ!いくぞ京太郎ーー!!」グイグイッ


京太郎「…ガンプラ……ジム・クゥエルの塗装…あんなに時間かけたのに……」ブツブツ


美穂子「……ど、どうしよう…」ポツーン


……

華菜「さあさ、くつろぐがいい京太郎!」

京太郎「…みんないなくなっちまった……
きっと俺の部屋は誰かに爆破されたに違いない…くそう

生き残ったのは俺達だけだ…

絶対に犯人を見つけてやる…

みんなの仇をとるぞ…な、ゴッグ」


ゴッグ(京太郎声)『ゴッ』


華菜「ほらほら、そこで人形遊びしてないでこっちきてテレビでも見るしー」


京太郎「っ…!ガンプラは人形なんかじゃ………ん、何か落ちてるぞ…なんだこれ?」

ゴッグ(京太郎声)『ゴッ』

京太郎「ああ、お前も気になるか…スイッチみたいなものだけど、なんか書いてあるな」

華菜「げっ!!そ、それは…!ぽ、ポケットの中に入れていたはずじゃ………

…穴開いてるしー!!
はっ!き、きっと京太郎を引きずってくるときにあいつが持ってるロボット人形の手か何かが引っかかって……!」


京太郎「なになに…?」


『<注意書きィ!>

このスイッチを押すと須賀ァの自室がぶっ飛ぶぞォ!!
もう一度押すと池田ァが「ニャー」しか言えなくなるぞコラァ!!』

京太郎「……」

ゴッグ『……』


池田「だし…だしだしだし…」アセダラダラ


京太郎「……」ポチ

池田「にゃっ!にゃっ、にゃにゃにゃにゃ!!

(にゃっ!お、押すんじゃない京太郎!!)」


京太郎「……」チクチクチクチクチク

池田「にゃにゃにゃっ!にゃにゃにゃにゃにゃにゃー!
にゃにゃにゃにゃ、にゃにゃにゃにゃにゃにゃー!!

(いたたたっ!そいつでチクチク刺すなしー!
そのロボットの手、妙にとんがってて痛いんだしー!!)」


京太郎「……」チクチクチクチクチクチク

池田「にゃーー!にゃにゃにゃにゃにゃー!!

(あーーん!ごめんなさいだしー!!)」



こうして京太郎は犠牲となった119体のガンプラ達の仇をとった…

その後、京太郎を自宅に泊めようと咲、優希、和の三人が熾烈な争いを繰り広げた

この戦いは三人とも一年生であったことから、後に「一年戦争」と呼ばれることになる……


カンッ