ビターン、と派手な音を立てて、洋榎は頭からカーペットに突っ込んだ。

いくら京太郎が高身長で力持ちとはいえ、やはり室内で肩車をしながらの全力疾走は無理があったのだろう。

幸いにして突っ込んだ先にクッションがあったので大事は避けられたが、京太郎は大丈夫だろうか。



洋榎「おい、京太――」


ふらつく頭を押さえ、大丈夫か、と繋げようとした言葉は


絹恵「……」ぽかーん

京太郎「……」ぽかーん


京太郎が、実の妹を押し倒して口付けをしている光景に


洋榎「な、ななな……っ!!」

洋榎「なにしとんねん、ワレぇーーーーーッ!?」


断ち切られた。


尚、この後「せ、責任……とってな?」と頬を赤らめて京太郎に迫る絹恵に対抗するべく

逆に京太郎を押し倒して唇を奪い、「ウチが責任とったるわ!」とアプローチを仕掛けるネキの姿が見られるがそれはまた別のお話です。


カンッ