「京ちゃん」

「どうしたんだ咲?」

「折角だし、二人で東京観光しようよ」

「そうだな…」

清澄高校麻雀部は団体戦全国大会へ挑むため東京へ来ている

京ちゃんと呼ばれたこの男、須賀京太郎

この男は物心の付いた時からの夢が合った

"誰もが認める偉業"

その一つが麻雀である

話を戻すが少女、宮永咲と二人で東京観光をしようとしている

息抜きには良いだろうと言わんばかり京太郎は返事をする

「来ていると思いましたよ、京太郎様」

一人の少女が後ろに居ると知らずに…





「待っててください宮永さん、私がついています」

否、二人のようだった





「これが東京バナナなんだね」

咲は京太郎に語り掛けるが、彼は上の空の様だった

咲が呼んでいることに気づいた京太郎

「悪いな、少し思い出してたんだ」

「どんな事?」

咲は京太郎に聞くが…

「嫌、忘れてくれ」

「そんなぁ」

少なからずも気になってしまった咲は残念そうにする

「そんなことよりも速く皆の所へ行かないと間に合わなくなるぞ」

時間は11時45分で集合は12時であった

「本当だ!急がないとね」

「迷子になるなよ」

「迷子になんかならないもん」

京太郎達は急いで集合場所へ急ぐ







一方のあの二人は…


「ここは何処ですか?京太郎様は一体どこへ?」


「あの男、許せません」






「ただいま戻りました」

「時間ギリギリよ、二人とも」

「すいません部長」

息を切らしている咲に全くの余裕を見せている京太郎

その様子を見ていた竹井久は何時もの様に思う

この男はなんなのだ?と

初めて顔を合わせたとき恐ろしいナニカを持っていると思わせたのにいざ麻雀をするとお世辞にも強いとは言えなかった

だけど何時見ても感じさせるオーラは咲などの魔物と称されるものよりも上の域にある

久は何時も思ってしまう










「須賀君、ちょっといいかしら」

「なんですか部長?」

「少し買い物に付き合って欲しいの」

「良いですよ」

久はこの時を使って京太郎をしろうとする






「買い物はこれで終わりですか」

「ええ、そうね」

結果的にいえば何も分からなかった

直接言えた話では無いため具体的には探ること出来ず、ただ買い物をしただけで終わった

この時までは…

「京太郎様!!」

「小蒔さんじゃないですか!久しぶりですね」

「京太郎様は相変わらずカッコイイですね」

霧島神境の姫と呼ばれる永水の神代小蒔

彼女が現れた事により急展開を迎える

それに…

(なんで須賀君を知ってるのよ!?)

京太郎の知り合いで京太郎のことを様付けに久は混乱してしまっていた

追い打ちを掛けるように一人の少女が現れる

「その女は誰なの、京ちゃん」

その少女は白糸台の宮永照だった

「永水の神代小蒔さんだよ、照さん」

この修羅場でも余裕の表情の京太郎

睨み合う照と小蒔

状況の把握ができていない久

自体はまだ終わりではなく…

「京太郎君、みーつけた」

「豊音さん、久しぶりですね」

また、違う女性が現れた事により修羅場は悪化する

豊音を睨む照に小蒔

宮永選手に神代選手だと喜ぶ豊音

修羅場にも関係なく電話をしている京太郎

全く訳が解らないよと本気で叫びたいと思っている久

この状況を破ったのが京太郎だった

「折角だし、麻雀しませんか?」

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