ついに個人戦まで終了し夏のインターハイはその幕を下ろした。

少年少女達の夢の舞台も今日の閉会式で終わり俺たちも明日には長野へ帰る。

京太郎「だから東京での最後の夜…みんなで思いっきりはしゃぐぞ!」

ということで部長の提案によりささやかにパーティーをすることとなった。

俺は飲み物の調達役ということで近くのスーパーでお茶やジュースを何本か買ってきたところなのだが…

京太郎「あれ…なんで部屋に誰もいないんだ?」

みんなどこいったんだ…トイレか?

でも何の用意もされてないっておかしいよな…どういうことなんだ?

京太郎「あっ…メールが来てる」

送ってきたのは部長か、えっとなになに…

ちょっと地下の大部屋まで来ること…広い部屋でも借りたのか?

まあいい、とにかく行ってみるとするか…



『京太郎くんいままでありがとう!』パーン

…………へっ?

なんで部屋に入ったとたんに大量のクラッカーを浴びさせられてるんだ?

しかもなんか他校の人もなんか沢山いるし…

京太郎「あの、これってどういうことですか?」

久「あのね、今まで色々サポートに回ってくれたからその労をねぎらうためのパーティーよ!」

部長…そんな俺なんかのために…

和「なぜか他校の人も手伝うといって参加人数が増えていって…」

咲「こんな人数まで増えちゃったんだ」

こんな人数って…全部で20人くらいはいるだろこれ…

わざわざ俺のために…泣きそうになるじゃないか…

怜「そういうことやでー」

セーラ「おう!久しぶりやな!」

竜華「今日は食いしん坊な京くんのため色々用意してあるで!」

穏乃「そうだよ!おいしそうな食べ物がたくさんあるよっ!」

竜華さんにセーラさん、怜さんに穏乃…


洋榎「早くこのから揚げ食べたいからはよ!」ダラダラ

絹恵「お姉ちゃん…料理によだれはたらさんようにな?」

洋榎さんに絹恵さん…

小蒔「須賀様のために腕を振るった料理を持って参りました」グッ

春「デザートに黒糖もあるよ…」ポリポリ

でん…神代さんに滝見さん…

姫子「ほら、泣いちゃいかんよ!」

哩「男なんやからしゃきっちせんね!」

哩さん姫子さん…

由暉子「本当に一人でみんなのサポートお疲れ様でした」ペッコリン

照「食べたい…けどまだだ…まだ堪えるんだ…」プルプル

照にユキまで……

白望「京はよくがんばったね…」ヨシヨシ

明華「お疲れ様です、京太郎様っ♪」ダキッ

シロに明華さん…

インハイ中に仲良くなった人たちがこんなに沢山俺のために…

白望「ほら、主役は開始の挨拶を早くして…」

明華「かっこいい挨拶期待しています!」

挨拶って言われても…まあやるしかないか…

京太郎「えーほんとに俺のために皆さん集まってくれてありがとうございます」

その後は俺のために集まってくれた人たちへの感謝と来年への意気込みを語った。

来年はみんなの背中を見るのではなく横に並んでいたい。

そしてサポートではなく選手として共にインターハイに出場してやる!

京太郎「ではそろそろお腹すいて仕方ない人もいるみたいですし早速食事にしましょう…せーの!」


『いただきますっ!!』


(ほんとうに)カン!