京太郎「…」

和「…」

京太郎「なぁ」

和「なんです?」

京太郎「焼きドーナツってさ、あるじゃん」

和「はい」

京太郎「あれってしっとりとかいうけどどっちかって言うとべっちょりしてるよな」

和「確かに」

京太郎「焼くってのはさ、もっとさっぱりというかパサパサした感じがするべきだと思うんだよ」

和「例えはあまり良くないとは思いますがそんな感じはありますね」

京太郎「だから焼きドーナツってもう蒸しドーナツって言った方が良いんじゃね?」

和「でも焼いてるわけですからそれは合いませんよ」

京太郎「それもそうだよなぁ…」

和「言いたいことはわかりますけどね」

京太郎「…」

和「…」

京太郎「なぁ」

和「どうしました?」

京太郎「地名の『みかわ』の『かわ』ってさ、どっちの漢字のかわ?」

和「河川のかわです」

京太郎「どっちだよ」

和「というか文字で書かないとわかりにくい振りは止めてください」

京太郎「さーせん」

和「まったく…」

京太郎「…」

和「…」

京太郎「…若さー、若さーって何だ?」

和「振り向かないーことーさ」

京太郎「何で知ってんの?」

和「父が好きだからです」

京太郎「そっか」

和「はい」



京太郎「…じーごーくをみーれーば」

和「こーこーろがかーわーく」

京太郎「…これも親父さんが?」

和「えぇ、まぁ…」

京太郎「…それはーまぎれもなくー」

和「ヤーツさー!」

京太郎「実はおまえも好きだろ」

和「バレました?」

京太郎「そりゃあな」

和「実は少年系のものって結構好きです」

京太郎「全然イメージと合わないな」

和「須賀君が割と可愛い物好きなのと同じようなものですよ」

京太郎「うっせ」

和「ふふっ」

京太郎「…」

和「…」

京太郎「なぁ」

和「はい」

京太郎「誰も来ねーなぁ」

和「そうですね」

京太郎「茶ぁ飲んだら帰るか?」

和「もうそれなりに遅い時間ですしそれも良いかもしれませんね」

京太郎「よっし、ちょーっとばかし待っててくれなー」スタスタ

和「あ、じゃあ私はすぐ閉めれるように鍵の確認をしておきますね」

京太郎「おー」カチャカチャ

和「うーん…」

京太郎「ガガガ、ガガガ」

和「ガーオガイガー!」

京太郎「ふっておいてなんだが知識の幅広いな!?」

おちなしカンッ