宥(あったかいの……来て……!)

京太郎(ぐ……ここに来て萬子を引かされた……)

1112345678999索

ツモ:1萬


宥「…………」

京太郎(通る、のか……宥さんに、この萬子が……!)

京太郎「――――俺は……踏まない、ブレーキなんか!これが……これが、俺の麻雀だーーー!」


打:1萬

和「……!」

玄「――――!」

宥「…………ロン」

1112345678999萬1萬


和「じゅ……純正九蓮宝燈」

宥「48000……!」

京太郎「――はい」

玄「こ、この勝負……京太郎の跳びでおねーちゃんがトップに……!」

京太郎「アッハッハッ!いやー、参りました。無茶するもんじゃないですね」

玄「京太郎君はなにを手作りしてたの?」

京太郎「フフッ……内緒です」(パタ…

宥「…………」

京太郎「とにかく……負けました。さあ、煮るなり焼くなりどこかの店に沈めるなり、お好きにどうぞ」

和「どうして話をアンダーグラウンドな方向に進めようとするんですか……」

京太郎「え、そういう話だったんじゃないんですか?」

宥「そ、そんなことしないよぉ……」

玄「どうして私たちがそんなことすると思うんですかー」

京太郎「…………で、ですよねー!アハハ、わかってましたよー、モチロンー」

玄「と、とにかくっ!この勝負、トータルポイントでおねーちゃんがオーラス親番で大逆転!というわけで、京太郎君にはおねーちゃんの言うことを一つ聞いてもらいます!!」

京太郎「あ、そーいう罰ゲームだったんですね。俺はてっきり……」

玄「さあおねーちゃん!京太郎君にしてもらいたいこと、なんでも言っちゃっていー!」

宥「な、なんでも……」(ゴクリ

和「あ、あの、一応言っておきますけど公序良俗に抵触しない程度でお願いしますね……!?」

宥「じゃ、じゃあ――――」






穏乃「―――そ、それで、京太郎は今どーしてんの?」

和「…………」

憧「しず、そっとしといてあげなよ……」

穏乃「え?」

憧「あれ見てみなって……」





宥「ゴメンね、お散歩に付き合ってもらって……」

京太郎「別にいいですよ。負けた時、ここにしばらく滞在するように言われたんですし」

宥「そ、そう……」

京太郎「今日はそれなりにあったかいですけど、宥さんは寒かったりしないですか?」

宥「だ、大丈夫――――ぁ……」


京太郎「?」

宥「や、やっぱり……ちょっと、寒いから……て、手、握ってほしい、なぁ」

京太郎「――――はい」

宥「…………あったかいね、京太郎君」

京太郎「……そうですね」





穏乃「…………あっついねー」

憧「でしょー……」

和「というか、私の扱いが酷すぎませんか……?リテイク、リテイクを要求します!」