久「なんかゴメンねー、急にお邪魔しちゃって」

京太郎「いやー、気にしないでください。わざわざ休みの日に買い出しし忘れてたものを教えにきてくれたんですから」

久「たまたま図書館に行った帰りにねー」

久「須賀君の家が近いの思い出して、メールで済ますのもなんだかなーって」

京太郎「ハハッ……あ、じゃあ俺、お茶とか用意するんで、部長は――」

久「さてさーて、須賀君のお部屋訪問といきますかー♪」

京太郎「ア、ハイ、ソデスネ。俺の部屋で寛いでてください……」

久「りょうかーい♪」

京太郎「…………嫌な予感しかしねえ」

京太郎「頼むっ……カーたん!部長をっ、お前の愛らしさで足止めしてくれっ……!」

京太郎、祈るっ……!
が、ダメっ……!!

カーたん「キュー♪」(パコッ、パコッ

久「フッ……他愛なし!」(ナデクリナデクリ

陥落っ……!
京太郎の自室の物色を阻むガーディアン、容易く攻略っ……!

久「さてさて、どの辺りに隠してるかなー、っと」(手ワキワキ

久「定番は本の中、ベッドの下、机の後ろなんだろーけど……」

久「あいにくと、悪待ちの私にそんな定石は通らないなぁ」(ニヤリ

久「…………そこか!」(枕の中

カーたん「カ……カピッ!?」(ざわっ……!

エロ本「何故バレたし……!?」

久「ふーん、思った通り巨乳ものかー……あ、でもタイトル――」

エロ本「いけない巨乳生徒会長……この言葉の響きに、君はある種の憧れと禁忌、そしてロマンを感じずにはいられないはずだ」(キリッ

久「いや、まあ私は生徒議会長だからノーカンっ……ノーカンよっ……!」(ざわ……ざわ……

京太郎「どーもー、部長お待たせしました、お茶アァァァァァァァァァッ!?」

久「ヒヤホゥッ!?」(ビョクッ

京太郎「ぇ、ちょっと待って、なんで部長がソレを……!ま、まさか枕の中に隠していたのに気付いて……!?」

久「ア、アハハ……ゴメン、私悪待ちの方が勝てちゃうから……」

京太郎「意味がわかんねえ!」

久「え、えと……そんなことより須賀君ー?この本のタイトルはなんなのかなー」(ニヤニヤ

京太郎「うぐ」

久「なーに、もしかして生徒議会長の私のことも、こーいう目で見ちゃってたとか?」

久「こういうのに興味津々なのは分かるけど、さすがにちょっとねー」

京太郎「あ、あんまからかわないでくださいよ……」

久「クスクス……イヤって言ったら?」(ベッドに腰掛け

手玉に取るっ……悪女っ!
その様、まさしく傾国の美女っ……!

京太郎「ぐくっ、ぐぐぐ……………………ぁ?」


ここで京太郎、一つの策を思い立つ……!
逆転の一手……窮鼠猫を噛むとはこのことっ……!

京太郎「――――だ、だったら……どうするんですか?」

開き直るっ……いっそ、その通りだとっ……肯定するっ……!!

久「……へ?」

京太郎「実は俺……巨乳だけじゃなくて、生徒会長――いいえ、生徒議会長萌えなんですっ……!」(キリッ

久「ぇ……えっ?」(ドキッ

京太郎「…………ダメ、ですか?」

一つ「あ、あれ、ちょっと、すす、須賀君?な、なーに、ヤダ……そんなマジメナ顔しちゃって……♪」(ひきつり笑顔

京太郎「…………」

久「な、なにか言ってくれないと困っちゃう……じゃない。ね、ねえ、須賀く――」(オドオド

京太郎「……名前で、呼んでくれませんか」(真摯な瞳

久「ぅ…………きょ、きょ……京太郎――君?」

京太郎(想像以上にダメージを与えてるな、コレ……)(ニヤニヤ

やり返すっ……いっそいけるところまでっ……!
少年ゆえに悪のりするっ……!

京太郎「いつもの髪型もいいですけど、おさげもちょっとした子供っぽさがあって可愛いですよね……」(髪触る

久「ひゃっ……!?」(コテン

京太郎「……もしかして、緊張してます?」

久「にゃ、そ、そんなわけ……!」(目そらし

京太郎「部長のこと……名前で呼んで、いいですか?」

久「う……うん……」(目きつく瞑り

京太郎「えーっと、ひ、久?」

久「――――っ!!」(体強張り

京太郎「………………」

久「――――」(プルプルプルプル

京太郎(ヤベェ……こっからどーすりゃ冗談でしたー、で終わらせられんのかな?)