灼「……ごめん京太郎、荷物持たせちゃったね」トコトコ

京太郎「気にしないでくださいよ、元から荷物持ちのために着いてきたようなもんだし……夕飯の買い物くらいならいつでも付き合いますよ」スタスタ

灼「そ、そう……あ、ありがとう」テレッ

京太郎(そういえば……灼さんの出かけ用の私服ってなんか新鮮だなぁ……)

京太郎「灼さんの私服って自分で買ってるんですか?」

灼「……服はお母さんやお祖母ちゃんが勝手に買ってくるから、これもお母さんが選んだやつ」クルッ←漫画2巻参照

京太郎「へぇ……そうだったんだ、自分で服とか買わないんですか?」

灼「最近は全然……服とか着れればなんでもいいし……」

京太郎(……とか言ってるわりにはけっこー気にしてそうだな…………あっ)ピタッ

京太郎「灼さん、あの店に寄ってもらってもいいですか?」スッ

灼「……洋服店?」

京太郎「服の話してたら、なんだか新しいの買いたくなってきちゃって……灼さんも新しい服買いませんか?」

灼「え?」

京太郎「たまには自分の服とか選ぶのも楽しいですしね!行きましょうよ!」

灼「う、うん……」コクッ

灼(……気を使わせちゃったのかな)

灼(……でも自分の服を選ぶのとか久しぶり………)

灼(………ちょっと楽しくなってきた)ドキドキ



店員「……ありがとうございましたー!」

京太郎「……ふぅ、なかなかいい買い物した気がするぜ……!」

京太郎「ここって洋服だけじゃなくて色々な服とか置いてるんだなー、種類も豊富だなぁ」キョロキョロ

京太郎(ここなら灼さんが気に入る服とか見つかりそうだし……来てよかったかな)

京太郎(……あれ、そういえば灼さんは?)

灼「…………」ジーッ

京太郎「あ、いた……灼さん、なんかいい服でも見つかりましたか?」

灼「京太郎……うん、見つかったんだけど……どっちにしようか迷っちゃって」

京太郎「あーそういう事ありますねー、どんな服ですか?」ニコッ








灼「これなんだけど」


京太郎「」

京太郎(…………え?)


灼「最初のやつの方が良いと思うんだけど……こっちのシャツも捨てがたい」ムムム…

京太郎「…………え?」

灼「……ねぇ、京太郎はどっちが良いと思う?」

京太郎「」

京太郎(ヤバイ……!俺と灼さんでは存在する次元が違いすぎる!!!まさかここまでダサ……いや、奇抜だったとは……!)ブルブル

京太郎「ち、ちなみに灼さん……?それってもちろん部屋着とかっすよね?」

灼「え?普通に外でも来てくけど?」ポカーン

京太郎(ギャグじゃない……だとっ!?)ゾクッ

京太郎(いかん……、灼さんを止めないといけない……、あんなシャツ来てる人の隣歩きたくねー!!存在が疑われるわ!!)ビクビク

京太郎「あ、灼さん!」

灼「な、なに?」

京太郎(今の俺にできることはせいぜい矛先を変えるだけ……せめて焼肉よりはマシなTシャツを!!!!)

京太郎「………な、753Tシャツはいかが?」ビシッ



シーン



灼「…………………京太郎」

京太郎「……は、はい」

灼「……京太郎って服のセンスあるんだね……!」キラキラ

京太郎「…………え」

灼「分かった、京太郎が選んでくれたの買う」スタスタ

京太郎「……ってちょっと待った灼さん!!今のはほんの出来心っていうか!!?」アタフタ

灼「…………京太郎、……あ、ありがとう」///タッタッタ

京太郎「」



……俺のした事が果たして本当に正しかったかどうかは分からない

………だけど、一つだけ変わったことがある

それは……





灼「き、京太郎………」

京太郎「灼さん?どうかしたんですか?」

灼「あの……こ、今度の休みに………」ボソッ

京太郎(………あぁ)




灼「……ま、また一緒に服買いにいかない………?」///

京太郎(……………またですか………)ハァ…


灼さんと一緒に洋服屋に行く回数が増えました………



灼「ねぇ京太郎、このらいおんシャツどっちが良いと思う?」バッ

京太郎「……どっちも似合いますよ、灼さん」ニコッ


カン!