―――ラジオ局

良子「ハロー、今週も戒能良子の『のーうぇいらじお』の時間です」

良子「メインパーソナリティは私、戒能良子でお送りいたします」

京太郎「今回もアシスタントの、須賀京太郎です。よろしくお願いします」

良子「ここまで先週と一字一句違ってないな」

京太郎「まあ挨拶は定型文になりがちですしねぇ」

良子「来週は何か考えておくとしよう。それではお便りのコーナーだ」

京太郎「今日もたくさんのお便り頂いてます。皆さん、ありがとうございます!」

良子「それじゃ、読みあげてくれ」

京太郎「オッケーです。行きますよー」


京太郎「えー、RN嶺上開砲さんからのお便りです」

『最近、中学の頃からの付き合いの男の子の付き合いが悪いです。
お金に困ってるわけではないようなのですが、バイトバイトと
近頃はいつも一緒に帰っていたのが嘘みたいに疎遠になっています
私はもっと彼と一緒にいたいのに・・・どうすればいいのでしょうか?』

京太郎「とのことです。良子さん、解答お願いします」

良子「そうね、要するにもっとその男の子に構って欲しいわけだ」

良子「それなら向こうからのアクションをウェイトするのではなくて、こちらからアクションを起こすべきだと思う」

良子「あんまりボケっとしてるとバイト先の女の子に取られちゃうかも、なんてね?」

良子「まずは動いてみろ、以上!」

京太郎「とのことです。頑張ってみてください!」

京太郎(そういえば、俺も咲にあんまり構ってやってなかったかもな……)

良子「京太郎、次のお便り行こうか」

京太郎「はい!RN:孤高のファミレッサーさんからの―――」

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良子「お疲れ、京太郎」

京太郎「良子さん、お疲れ様です」

良子「相変わらず手馴れてたけど、今日は一瞬だけぼーっとしてなかった?」

京太郎「ああ、学校の知り合いのことをふと考えちゃっててですね。すみません」

良子「知り合いってことは友達?」

京太郎「まぁそんな感じですかね。中学からの付き合いなんですよ」

良子「そうか。友達は大切にしなよ?」

京太郎「そうですね!」