セーラ「おっしゃ、今日もバリバリ打つでー!」

浩子「先輩、ちょっといいですか?」

竜華「セーラ、こっちこっち」

セーラ「なんや、なんかあったんか?」

怜「せや。一大事やから、とりあえずここ座ってなー」

セーラ「?」

竜華「よし、いくでー!」

浩子「はーい、まずは学ラン脱いで女子の制服着ましょうか」

セーラ「ちょっ、なにすんねん!」

怜「この無造作ヘアーはあかんなぁ。ここはヘアコーディネイター怜ちゃんの出番やで」

竜華「化粧担当はうちや。女の子なんやから、たまにはおめかしせんとな」

セーラ「はーなーせー!」

怜「暴れんな、暴れんなよ」

竜華「ぱぱっと終わらせるから、おとなしくしとき」

浩子「往生際が悪いですよ」

セーラ「いやー!」

――――――


浩子・竜華・怜「出来あがり!」

セーラ「なんでやねん……なんでこんな目に……」

怜「ふふーん。なんでやと思う?」

竜華「ヒント!今日は何月何日?」

セーラ「えっと今日は四月二十二日……あ、そういえば誕生日やったわ」

浩子「その通りです」

セーラ「せやけど、それとこれとでなんも関係ないやろ」

怜「ちっちっち、本題はこれからやで?」

浩子「そうです。今までのはただの下準備です」

竜華「あ、来たみたいやな」


泉「失礼します」

京太郎「こんちゃーっす!」


竜華「京太郎ー、早速で悪いんやけど買い出し頼むわー」

怜「セーラも連れてってなー」

京太郎「いいっすけど、江口先輩もですか?」

セーラ「こ、こっち見んなや!」

浩子「そういうわけなんで、行ってらっしゃいな~」

セーラ「押すなー!」

――――――


怜「ふい~、一仕事終えたなぁ。竜華ー、膝枕ー」

竜華「怜は甘えんぼさんやな」

泉「今の、なんですか?」

浩子「あれはうちらからの誕生日プレゼントや」

泉「プレゼント?須賀と出かけることがですか?」

竜華「せやで。セーラは中々素直にならんからなぁ」

泉「ああ、そういうことですか。でも、先輩方はいいんですか?」

怜「今日だけや今日だけ。明日からは容赦せんわ」

竜華「誕生日ぐらいは二人きりでもええんとちゃう?」

泉「はぁ、そうですか」

浩子「それじゃ、うちは後つけて写真とってきますね」

怜・竜華「いってらっしゃーい」


泉「須賀も大変やな……」


カンッ