和「あの須賀くん」

京太郎「どうした?」

和「来週はインターハイですがちゃんと大会のルールブックには目を通しましたか?」

京太郎「まだ読んでないけど?」

和「そうですか…よければこれから喫茶店に寄って読み合わせしてみませんか?」

京太郎「そうだな…それじゃあお願いしようかな」

京太郎(部活の後に2人で喫茶店か…デートになるのかな?)



和「えっと…レモンティーをお願いします」

京太郎「じゃあ俺はアイスコーヒーお願いします」

<カシコマリ!

和「さて…飲み物も頼みましたしまずは1ページ目から読んでいきましょうか…」

京太郎「喰いタン有り、人和は満貫扱いの赤は4枚か…」

和「ドラが8枚となると平均打点がかなり高くなってきますね」

和(ドラといえば玄さんですね…みんな元気にしているでしょうか…)

和「ダブロンなしで大明槓の責任払いは有りですね」

京太郎「咲はなんであんなに嶺上開花できるんだろうな…」

和「あんなものはただの偶然です!」

京太郎「そうだったらいいんだけどなぁ…」

和「SOA!」

<オマタセデアリマス!

和「まったく…あんなオカルト…」チュー

京太郎(膨れっ面でストロー咥えているのどっちかわいい!」

和「なっ…//」カァァ

京太郎「…声出てた?」

和「……//」コクリ

和「…ここまでは変わったルールはありませんね」

京太郎「そうなのか?」

和「まあ高校生の大会で変わったルールなんて…」

京太郎「次のページは…」

和「ふむふむ…」

京太郎「……」

和「あの須賀くん」

京太郎「どうかしたか?」

和「私のルールブックは部長に悪戯されてたみたいなのでそちらのルールブック見せてもらえますか?」

京太郎「おう、いいぞ」ペラッ

和「……」

京太郎「見えるか?」

和「こっちからでは見にくいですね…隣いいですか?」

京太郎「おう、もちろん!」

和「では失礼します」チョコン

京太郎(隣に来たことで和のいいにおいが…)スンスン

和「私はいつの間に目が悪くなったのでしょうか…」ゴシゴシ

京太郎「目が悪いってことないだろ。この前視力は1,5はあるって言ってただろ」

和「じゃあこのルールブックも部長に悪戯されてたんですね、こんなルールがあるわけがないですし」

京太郎「どれどれ…」

――対局中相手選手への直接攻撃を禁ずる。ただし能力による間接的な負傷はその限りではない。

京太郎「"麻雀"のルールブックのはずだよな」

和「ええ、漫画にあるようなものでなく一般的な"麻雀"の大会ルールですね」

京太郎「部長の悪戯にも困ったもんだな!」

和「大会のルールブックに悪戯するなんて困りますね!」

京太郎「まあここは飛ばして次見てみるか!」

和「きっと悪戯もここだけですよね!」

――対局中に歌うことを許可する。


京太郎「これはあれだよな。テレビ放送盛り上げるために歌ってくれってことだよな!」

和「そうですね!」

京太郎「和も牌のお姉さんみたいに歌いながら打ったらどうだ?」

和「牌のお姉さんには憧れますがインターハイでは遠慮しておきますね!」

――ガン牌、すり替え等のイカサマが発覚した場合は失格とする。能力の使用によるものは例外とする

京太郎「イカサマしたら失格ってのは当然のことだよな!」

和「後半の意味はわかりませんが正々堂々と勝負しないといけませんね!」

京太郎「さてさて!次行ってみようか!」

――対局中の服装は自由である。露出は多いほうが推奨される。

――山を繋げて円形にするなど形を変えることは不可。

――能力による物品の破損があった場合は協会がその物品を保障する。

京太郎「すいませーん!ちょっとこの飲み物にお酒入ってたみたいなんですけどー」

和「酔っ払うってこういう感覚のことなんですね!」

京太郎「今日はもう帰って休もうぜ!」

和「そうですね、ちょっと酔っているので送ってもらっていいですか?」

京太郎「俺も一人になりたくないからちょっとお邪魔していいか?」

和「ええ!うちで今日は"普通の"麻雀をしましょう!」

京太郎「おう!あと明日部長には一言言っておかないと!」

和「この悪戯について文句言わないといけませんね!」

京太郎「よし、じゃあ行こうか!」

和「お勘定おねがいしまーす!」

カン!