京太郎「なぁ春…」
春「…私じゃない…」
京太郎「まだ何も言ってないんだけど?」
春「…」
京太郎「…おれが買っておいた、かりんとう饅頭半分食ったのお前だろ?」
春「…違う」
京太郎「…口に餡子ついてるぞ?」
春「はっ!?ど、どこ」ゴシゴシ
京太郎「…ごめん、嘘」
春「…ずるい、京太郎にはめられた」
京太郎「いや、勝手に食うお前も大概だけどな」
春「…ごめんなさい…」
京太郎「…はぁ…まぁ春にあげるために買って来たから良いんだけどさ」
春「なんで?」
京太郎「なんでって今日誕生日だろ?」
春「そうだけど…」
京太郎「気に入らなかったか?」
春「ううん、うれしいよ…でも」
京太郎「でも?」
春「私は京太郎と一緒に食べたいな」
京太郎「?…まぁそれぐらいなら」
春「ふふっ、じゃあ縁側で食べよう!」
京太郎「OK、お茶入れてくるよ」
春「渋めでね」
京太郎「お任せあれ!」
カンッ
最終更新:2014年04月18日 02:04