嫁田「京太郎の持ってるその時計……元カノがプレゼントしたものなんだぜ?」
京太郎「ちょ、おまっ!?」
慕「へぇー」
嫁田「大事にしてたら、元カノが戻ってきてくれるとか考えてるんだぜ?」
京太郎「何、恥ずかしいこと言ってんの!?」
慕「へぇー」
嫁田「でも、事実だろ?」
京太郎「ま、まぁな……」
慕「へぇー」
~後日~
京太郎「ない!ないの!」
慕「京太郎くん、どうしたの?」
京太郎「慕っ!俺の時計知らない?元カノから貰ったやつ!!」
慕「あー、あれな」
慕「売ったわ」
京太郎「なんで売っちゃったの!?」
慕「おまえ、もう元カノのこと引き摺るのやめろよ」
慕「昔のこととか思い出してつらいだろ」
慕「それにさ、今は私が居るから問題ないよ……さて、そろそろ頃合だから私と結婚しよ?」
京太郎「結婚!?」
慕「婚姻届も準備してあるから」
京太郎「婚姻届!?」
慕「あとは一緒に役所に提出に行くだけよ」ガシ
京太郎「ちょっ!?まっ!?」
慕「まぁまぁ、細かいことはどうでもいいから!」ズルズル
京太郎「ダメだ、俺の手を離さねぇ!!」ズルズル
慕「いいから、いいから。役所に行こうね?」ズルズル
京太郎の手を放さないシノチャーカン
最終更新:2014年04月18日 02:01