哩「はぁ……」

京太郎「悩みごとですか?」

哩「こい、どがんしよう」

京太郎「ああ、このプレゼントの山。先輩、女子に人気ですよね」

哩「プレゼントばもらうんは嬉しか……ばってん量がな」

京太郎「持って帰ろうにもちょっと難しいですかね、これは」

哩「まさか捨てるわけにもいかんし」

京太郎「ですよね……この分じゃこれは邪魔かな」

哩「ん、そいは……」

京太郎「俺からのプレゼントです。まぁ、後日落ち着いたら渡しますね」

哩「ま、待つばい!」

京太郎「うい?」

哩「中身ば開けてもよかと?」

京太郎「どうぞ」

哩「……こいは、首輪?まさか私を……?」

京太郎「違いますチョーカーです!なに考えてんですか」

哩「ふぅ……なんでもなか」

京太郎「なんでダメだこいつみたいな感じで首振ってんですか。ため息をつきたいのはこっちですよ」

哩「そいは置いといて、着けとけば邪魔にはならんとね」

京太郎「露骨な軌道修正っすね」

哩「ど、どう?におうとる?」

京太郎「当たり前でしょう。部長に似合うって思って買ってきたんだから」

哩「~~っ、きょ、京太郎!」

京太郎「はい?」

哩「す、すいとう……よ」

京太郎「えっ?」

哩「も、もう帰るけん!」

京太郎「あ、このプレゼントの山は――って行っちゃったか」

京太郎「それにしても、水筒?喉でも乾いてたのか?」


姫子「……須賀、話があるけん」

京太郎「うおっ、いたんですか」

姫子「まーた部長ばたぶらかして!今日という今日は許さんばい!」

京太郎「ちょっ、その鎖はどこから――」


カンッ