塞「シロの部屋に来るのも久しぶりだね」

白望「そう…てきとーにくつろいでって」

塞「じゃあ、この辺座ろうかな
……って、クローゼット半開きじゃないの、ちゃんと閉めないと…え?」

白望「………」

塞「な、なにこの服たち……」


白望「京太郎との夜用…」


塞「………多すぎない?うわ、メイド服だ」

白望「私が生涯着なさそうな服って事で買ってきたんだって……
口調とかわからないから結局メイド服きただけの私になったけど

……割と燃えた」


塞「………あ、あはは、確かにシロがかしずくところなんて想像できないや」

白望「……うん、夜も結構されるがままだし」

塞「………へ、へぇ~……こっちにあるの執事服?これもシロに似合いそうだけど丈が大きいってことは」

白望「京太郎用……さっきのメイド服と合わせて

『ろくすっぽ仕事しない同僚のメイドにイライラした結果、
体で教える事にした生真面目執事のプッツンプレイ』に発展させた

……京太郎の演技がハマっててすごい燃えた」


塞「………京太郎の執事服かぁ…」

白望「そっちにあるスーツも京太郎用……

『教えにきてるのに寝てばっかのダメダメ生徒を熱血指導する家庭教師プレイ』のための…


……京太郎に怒られるって新鮮でゾクゾクするよ」

塞「あ…あっ、そう………体操服も何着かあるね」


白望「短パンバージョンとブルマバージョン、どっちでもイケるんだって……

あとその裏には京太郎のお気に入りの競泳水着とレオタードがかけてある……

競泳水着はスクール水着より機能的だけど、それがまた運動嫌いな私にミスマッチするからいいんだとか…
レオタードも同じ理由、女の子に着てもらうのが夢だって語られた…

…それら着るともうプレイとか関係なく獣になる、私の体にぴっちり合うのが好みなんだと思う

ちなみにこれらと同じような服は京太郎の家にもあるよ」

白望「……塞、ちょっと話があるんだ」

塞「なに?」

白望「京太郎はね、すごくいい彼氏…優しくて、頼りがいがあって、明るくて……私にはもったいないぐらい
普段はなにもしてあげられないから、せめて夜のほうで頑張ろうと思ってた…」

塞「ノロけるね…」

白望「……でも、だめだった」

塞「ダメ…?なんで?こんな色々服着せあいして、仲良くやってるじゃない」

白望「………京太郎は夜もスゴすぎる」

塞「………へ?」

白望「……今語ってたプレイ内容だって私が覚えてるの一時間ぐらいで、もっと短い時もある……
途中でいつも私が気を失っちゃうから…」

塞「………」

白望「だから、京太郎を満足させてあげられていない…
目が覚めた私に『よかった』って言ってくれるけど、本当は違う

一度、それを話した時に
『体目当てで付き合ってるんじゃない、夜のときに制御できない俺が悪い』って逆に謝られた

ゆっくり行為をしてみた事もあった
……結果は激しくするよりずっと気持ちよくなって、もっと私がもたなかっただけ

最近は達しすぎる私に配慮して、体を重ねていない……でも無理してるって分かってる」

塞「………そう
でも、私が力になれることなんてないよ…私そんなの経験すらないし」

白望「……塞、まだ京太郎のこと好きでしょ?」

塞「!!」

白望「私達の夜の話をしているときの作り笑いの顔、
あれはドン引きしてるんじゃなくて、怒りを押し殺してる顔だったから…

実はこの話をしたくて、今日呼んだの…クローゼット半開きにしてたのもわざと」

塞「………」

白望「単刀直入に言うよ……

お願いします、私と一緒に京太郎に抱かれてください」

塞「?!……シロ」

白望「一人じゃ京太郎を満足させられないけど二人なら……
京太郎には…私から話す

身勝手なお願いだって分かってるから断ってもらって構わない
返事もいまじゃなくていいから…」

塞「………シロ、私――」

…………


京太郎「シロさんの家に来るのもなんか久しぶりな気がするな~」

白望「そうかも……じゃ、部屋にきて」

京太郎「うぃーす」


白望「塞ー、きたよ」

京太郎「え、塞さんも来てたんだ、こんにちはー……って、え?」


塞「や、やあ京太郎……//////」


京太郎「あれ、塞さん就活ですか…?」

白望「………」

塞「あ、あははは…似合うかな?/////」

京太郎「ばっちりですよ!こんなスーツが似合う美人を採用しないとこがあったら馬鹿ですって!」


塞「そ、そ、それはよかった!じゃ、じゃじゃじゃじゃあ、京太郎的にも採用かな?/////」


京太郎「はい?何ですって?」

白望「……京太郎、実はかくかくしかじかまるまるうまうま」


京太郎「…………はい?」


塞「あっ、いや、京太郎が嫌なら……その…」

白望「塞はかなり乗り気だよ…この話をしたとき即答で『是非ともお願いしますっ!!』ってジャンプしながら土下座されたし…」

京太郎「……え、ええぇ?」

白望「お願い、京太郎……本当はずっと我慢してたの知ってるから

もう、私の…私達の前であんな無理した顔しないで……」

京太郎「シロさん…」

塞「話はついたかな…?私は結構楽しみだったんだよ、この日がくるの…
このスーツもシロが私に似合うっていって用意してくれたんだし……

ねぇ…こ、こういうポーズ好き…かな?/////」

京太郎「(ぐぅっ!?スーツ着た塞さんがベッドに両腕ついてこっちにお尻を向けてるー!!

や、やめてくれぇー!!そんな男心に火がつくようなポーズされたら…されたら…!!)」

白望「京太郎……ほら」

塞「京太郎……ほら////」フリフリ


京太郎「」ブチツン



その日、京太郎は本当に…本当に久しぶりに満足できた


カンッ



…………


一ヶ月後…




白望「………」

塞「………」

白望「………ヤバイ」

塞「………想像以上だよ」

白望「………二人でも厳しくなってきたなんて」

塞「………あと一人か二人ぐらいは必要かも」

白望「………このままじゃまた京太郎が満足できなくなる、そんなの嫌…」

塞「………ねえシロ?」

白望「………ん?」

塞「………実は、豊音や胡桃やエイスリンもまだ京太郎のこと好きでいるって知ったら、どうする?」

白望「………」

塞「………」

白望「………塞、ジャンピング土下座の仕方教えて」

塞「………オッケー」




後日、宮守の部室で互いにジャンプしながら土下座しあう五人の少女の姿があったとか…


もいっこカンッ