京太郎「いや~咲に勧められた作家の本が置いてあった良かった
新品で揃えようとすると高校生にはちょいときついからなぁ……」


京太郎「あれ?なんか混じってんな。なんだこれ」ペラッ


○月△日

今日は入学式だった
これからが楽しみだなぁ

○月□日

今日は部活を見て回った
何処の部活も活気があった
元々入る部活は決めてたけど迷ってしまう

京太郎「日記か、これ?」


□月а日
今日はついてない
こんなの、あんまりだよ。


京太郎「今日だ。
ついてない日ってあるよなぁ。
俺も……いや止そう。思い出すとなんか辛くなってくるしな、うん。」

『俺もです。』

――俺って誰ですか?イタズラですか?


京太郎「え?何これ?どういうこと!?」
京母「煩い!静かにしなさい!」
京父「お母さんもね。」
京太郎「ごめーん。」

□月б日
『俺は須賀京太郎っていう名前です。
年は15で、麻雀部に所属してます。
といってもほぼ素人なんですけどね。』

京太郎「まぁ、どうせ伝わらないか……
あ、どうせならもうちょっと美化しても良かったかな。」

□月в日
【なんか不思議だね(∀`*ゞ)
私は白築慕。同じ15歳で、な、なんと……麻雀部に所属してます。
ちなみに特技は料理です( ̄ー ̄)bグッ!】

□月г日
『おぉ、奇遇ですね!
俺も最近調理に嵌ったんですよ。
といっても作れるのはまだタコスだけなんですけどね……』

□月д日
【充分すごいと思うよ。私も最初はもっと簡単なものしか作れなかったしね。
それから上達していけば良いんだよ
それと京太郎くんは、麻雀楽しい?】

□月е日
『友人のハギヨシさんからも言われました。
美味しいっていわれると嬉しいので頑張ってます。
麻雀は、まぁ、楽しいです。
白築さんは何処の高校に通ってるんですか?
俺は長野の清澄ってとこです。』

□月ё日
【聞いちゃいけなかったかな?ごめんね。
私は島根の朝酌女子に通ってます。はやりちゃんや閑無ちゃんもいて楽しいんだよー
あと、本当にごめんね。】

□月ж日
『そこまで深刻な事じゃないんですよ。
団体戦に出場できるギリギリの人数なんで唯一男子な俺が
雑用とかをやった方が効率的かなぁってことで引き受けてて
最近はあんまり打ててないなぁってだけですから。
それでも麻雀は楽しいですよ!これは断言します!
あと、はやりさんって瑞原はやりっていう方ですか?』

□月з日
【そうだよー。よく知ってるねΣ(゚Д゚)
そうなんだー。けど部活に折角入ってるんだから
打たせてもらった方がいいと思うよ。】

□月и日
『結構有名なんですよ。その、牌のお姉さんとして。
今って西暦何年でしたっけ?』

□月й日
【2038年でしょ。
牌のお姉さんって何?】

□月к日
『2050年なんですよ。俺のところは。
瑞原はやりさんはプロとして活躍してます。
加えて麻雀を教えてくれる番組に出演しているので
牌のお姉さんと呼ばれてます。』

□月л日
【不思議だね!そっかー京太郎くんは12年後の人なんだねー。】


京太郎「部長。ちょっと出てきても良いですか?
IH本線も明日からですし。」

久「ん~。まぁ良いわよ。」

京太郎「ありがとうございます!
それじゃぁ、出かけてきます。」バタン

咲「京ちゃん出かけようよ~」
優希「犬~。タコス巡りするじょ~。」

咲優希「「あれ?京ちゃん(きょーたろー)は?」」

久「たった今外出したわよ。」


京太郎(あぁ、慕さんは居るのかなぁ。居なかったらどうしよう。
居ない方が確立高いよなぁ。)

京太郎「っと。ここら辺だな。約束した場所は。」

???「遅いよ京太郎くん。12年も待っちゃったよー。」

京太郎「!?
アハハ、12年も待たせてしまいましたね。お姫様。

いや、慕さん」

慕「会うのは初めてだね。私は白築慕。27歳で特技は料理です。」

京太郎「俺は須賀京太郎です。15歳で特技は同じく料理です。」

慕「今までのことで話したい事があるんだー。」

京太郎「俺も話したいことがあるんですよ。」

慕「なにー?」

京太郎「俺、えっと、慕さんが好きです。」

慕「!?
私もね、京太郎くんのこと好きだよ。」


カンッ