京太郎「灼さんの可愛さを引き出してみたい…
そう思った俺は気づいたら阿知賀女子の前にきていた、男は行動だな」
警備員「おい!そこの勝手に入ろうとするな!頭ねじきってオモチャにしてやるぞ!」
京太郎「あ、アレはなんだ」
警備員「え、どこどこ?」
京太郎「じゃあ」
警備員「おい、どこだよ?なに見たんだよ………あれ?いないな、帰ったのかな?」
京太郎「ステップ1、灼さんの教室の窓の外から手を振ってみよう
確か、ここだったな…よーし」
クラスメイトA「ねえっ、外にすっごいイケメンがいるよ!」
灼「興味な……」
クラスメイトB「えー!あんな背が高い金髪君をみないのー?誰かの彼氏かな」
灼「金髪…?」トコトコ
京太郎「…」ニコッフリフリ
灼「なっ…!きょっ、きょうたっ…!!」
クラスメイトC「うわっ!灼の彼氏さんでしたかー!こいつは失礼しましたー!」
クラスメイトD「どこでひっかけたのさ、コノコノー!」
灼「//////////」シュープスプス
京太郎「顔真っ赤にして俯く灼さんゲットだぜ」
…
ちなみに別の教室では…
憧「んもー来るなら連絡しなさいよねー////」フリフリ
穏乃「京太郎ー!おーい京太郎ー!どこみてんだー!私はここだぞー!」フリフリ
玄「ほらほらみんな見てー!あの人ね、将来の松実館の主人なんすよ!」ユビサシ
宥「京太郎くーん……/////」フリフリ
…………
京太郎「ステップ2、そのまま体で文字を表現する」
クラスメイトA「あっ!何かやってるよ?」
灼「…知らな//////」
クラスメイトB「ちょっとー彼女さんが引っ込んでちゃダメじゃないのー!」
京太郎「…」サッサッサッサッ
クラスメイトC「『L・O・V・E』?こっ、これは熱いぃーー!!」
灼「なっ!?ばっ、馬鹿っ!!
………ばかっ///////////」プシューーー……
クラスメイトD「机につっぷしてないで、こっちきなさいって!あの人かわいそーじゃん!」
京太郎「伝わったかな、俺の渾身の『LIKE』メッセージ……」
京太郎には麻雀のほかに苦手なものがあったらしい…
…
ちなみに別の教室では…
憧「バカぁ~…もう本当にバカなんだからぁ~/////」カァー
穏乃「??英語わかんねっ!」チンプン
玄「ひゃあっ!そ、そんな…いきなりそう言われても!/////」カァー
宥「あったか……あっつぅ~い…///////」カァー
…………
京太郎「ステップ3、腕を広げて待ち構える!」
クラスメイトA「あっ、また何かする気だよあの人!」
灼「もっ、もう…いいから////////」
クラスメイトB「わぁっ!あれ!あれハグの態勢じゃないのー!?」
京太郎「…」ニコニコ
クラスメイトC「うらやましいんですけどー!ほら、行け行け果報者!!」
灼「うぅ~……//////」トコトコ
クラスメイト一同「あーらーた!あーらーた!あーらーた!」ワイワイ
…
ちなみに別の教室では
憧「あーもう恥ずかしいったらないわねぇ~、で、でもずっとああなってるのも可哀想だし…
しょーがないっ!しょーがない、行ってやるかー!あーホント恥ずかしい恥ずかしい////////」
穏乃「ん?なにしてんだろ?え、なに、抱きしめようとしてるって?私を?
……………~~~~~~~~~~~~~~!!!
行ってくる!!////////」
玄「かーっ!つらいなー!愛されてる女ってのはつらいですねー!かーっ!
旦那の無茶ぶりにも応じないといけないなんてー!行ってきまーす!///////////」
宥「うー、お、お外は寒いよ~………走ればあったまるかな//////////」
…………
京太郎「まっだかな♪まっだかな~♪鷺森のあらちゃんまっだかな~♪」
灼「京太郎……!」タタタッ
京太郎「きたっ!さあ灼さん、オチを!!」
灼『この…………ばかぁー!!/////(涙目)』ベチーン
京太郎「くふふ…想像するだけでちょーかわいいよー……さあ灼さん!」
灼「この…………ばかぁ~///////」ギュッ
京太郎「……………………………あれ?」
灼「本当は…が、学校でこういうことやっちゃ…いけないんだからね……///////」ギュウッ…
京太郎「やべ…おもわぬ収穫が……アラチャーマジカワユス…」
作戦は大成功したようである…
…
ちなみにその後
キョータロー
キョータロー
京太郎「……ん?」
ドドドドドドドドド…
京太郎「な、なんだ!?」
灼「あ…」
憧「京太郎ーー!!//////」
穏乃「京太郎ーー!!//////」
玄「京太郎くーーん!!//////」
宥「京太郎くぅん…寒いよ~あっためて~///////」
京太郎「うわわっ!?なんかきた!!灼さんにしがみつかれてるからよけられねぇー!!」
ガシッガシッガシッガシッガシッ
京太郎「ぐぉごご…お、重い……」
灼「暑…苦し……」
憧「ちょっとなんでみんないるのよー!」ギュウゥ
穏乃「京太郎ーもしかしてこれがやりたかったのかー!」ギュウゥ
玄「背中はいただいたのです!」ギュウゥ
宥「あったかぁ~~い…」ギュウゥ
京太郎「ぐっ……あ、あとひとりきてたら危なかっ……!」
晴絵「京太郎ーーーー!!///////」タタタタタッ
京太郎「ファッ!?」
教訓:作戦は計画的に
カンッ
最終更新:2014年04月14日 23:07