怜「むむむ……」

竜華「ぬぬぬ……」


京太郎「…ツッコミ待ちですか、二人とも」


竜華「待ってへん!いま何をしてるか分からないんか!」

怜「竜華、あまり大声出さんといてくれるか?『こんせんとれーしょん』が乱れるわ…」

竜華「あっ、ごめんな怜…」


京太郎「何してるって…スプーン曲げは分かるんですけど、暇つぶしにしては真剣だったんで」


竜華「暇つぶしやない!怜がさっき…」


怜『ウチな、一巡先見えるけどあまり使うと倒れるやんかー
でも昨日な、ハン○ーハ○ター読んでて気づいたんや~

一つの能力だけ鍛えとってもバランス悪いから能力アップするには全体鍛えなアカンってな

せやから、ウチも先見えるだけやなくって、もっとこう念力バリバリーみたいな?
そういうんも鍛えたいんや~

手始めにスプーン曲げしよ思てん』


竜華「…って、提案してきたんや!無下にできんやろ!
せやからウチもこうして怜と一緒に頑張ってるんや!」

怜「…竜華~」

竜華「あっ、ごめんな…」

京太郎「(もしかしてこの人らってアホなのかな…?)」

怜「……ふぅ~疲れた、休憩や」

竜華「ウチも疲れた…なんやこのスプーン曲がらんわ、欠陥品ちゃうの~…?」

京太郎「曲がったら曲がったで欠陥じゃないっすか」


怜「う~膝~膝~…でも竜華も疲れてるから膝枕お願いできんし……なあそこの金髪ノッポ、座り」

京太郎「あぁ…はい、膝ですね?男の膝でよければ」

怜「お邪魔……うーんやっぱりカタい、けどしゃーないかぁ」

竜華「うぅー…」

京太郎「あー竜華先輩?」

竜華「京太郎のあほー……それはウチの役目やのに…

もう不貞寝や、ウチにも膝貸しー!」

京太郎「あっはい、どうぞ…」

竜華「…………思ったより悪くないやん…あほ」

京太郎「あ、ありがとうございます…?」

怜「あー、スプーン曲がら~ん……なあ京太郎、髪燃やしてええ?」

竜華「ええでー」

京太郎「なに許可してるんですか、俺の身体がかかってるんですよ」

怜「あんな~、指ぱっちんしたら物燃やせる能力ってのあるやんかー
それやってみたい」

竜華「やったれやったれ~、その女泣かせな男前を炭にしたれ~」

京太郎「相当な火力っすね、それ………いやいや女泣かせって何すか?」

竜華「身に覚えがないとは言わせへんで~?」

京太郎「ないので言います……怜先輩、音鳴ってませんけど」

怜「指いたくなってきた…この指欠陥品ちゃうの~?」

竜華「だ、大丈夫や怜ぃ!アンタの身体はどこも欠陥なんかやないで!!」ガバッ

京太郎「落ち着いてください
……指鳴らすには手を前に振りながらやるとやりやすいですよ?

こんな風に」パチッ!

怜「おーうまいな~、どれ……むっ……むっ……

おお」パチッ

竜華「さすが怜や、ウチは信じとったで」ムフー

京太郎「おめでとうございます、俺の頭は燃えてないですけど」

怜「うーん悔しいなぁ~…」パチッパチッ

京太郎「…で、竜華先輩?さっきの女泣かせって話……」

竜華「……言いたない…なんか思い出したらムカついてきたわ」

怜「あ~、この前の京太郎と付き合いたいって言うてきた同級生の子の事か~
まあ結果だけ見れば竜華が泣かせたようなもんやけど…」

竜華「ウ、ウチは何も…それにあのときは怜も」

怜「あー、そういえばそやったかも」

京太郎「せ、せっかくの彼女ができるチャンスが先輩に潰されてたなんて……
てか、それならやっぱり身に覚えがなんかないじゃないっすか……はぁ~」

竜華「……」ギュッ

怜「……」ギュッ

京太郎「うわっ!な、なんすか…二人とも腰にしがみついて」

怜「…新しい超能力や、金縛りやで~」

竜華「や、やで~…」

京太郎「確かに動けない……色々当たってますし、ホント色々」

怜「計算通りや~、ずっとこのままでいろ~先輩命令や」

竜華「そ…そうやで!これは超能力やから京太郎は動いたらアカンの!」

京太郎「う、うぐぐ……」



竜&怜「ん?なんこれ…」

京太郎「ひゃっ!?」


カンッ