穏乃「おーっす!久しぶり和!そして清澄の皆さんこんにちは!

……あれ?男の子がいたんだ

へ、へー!わぁー…

……あ、ごめんなさい!その、えと、た、たたたかっ、たかっ…高鴨穏乃と申しますですっ!

あ、あのっ、お、お名前は…すが、きょうたろう…さん?

よ、よろしくお願いいたします!!」





穏乃「京太郎さん!その、せっかく奈良にきたんですし…私が案内をしようかなって……

!は、はいっ!お、おおお、おまかしくだしゃいっ!

そ、それでは早速……!」



穏乃「…………………

………………………

…………………………はぁ~


えっ?あっ、ち、違うんです!その………………京太郎さんに…見惚れてて……

うわっ、なんでもない!なんでもないです!


え……敬語?あっ、いやっ、そのっ…!京太郎さんが嫌だっていうなら…

あっ、同い年…なんですか?へー、しかも私より遅生まれ…

じゃ、じゃあ…その……普通にしゃべっても………あっ、はい…こほん


きょう…!太郎………京太郎…えへへ……」

穏乃「そうだ!ねえ京太郎!山いこっ!山!

やったぁー!こっちじゃ付き合ってくれる人あんまりいないからさ!

やっぱり男の子の……と、友達がいるといいなぁー!

うん、えへへ………友達…友達…

そ、それじゃ!れっつごー!」


穏乃「ふわぁーー!いい眺めだねーー!

うんっ!最高だよねっ!

はぁー………あのさ

京太郎は、その……和とはどうなの、かな…?

えっ、そうなんだー、じゃあさ、他の子達とは…

何もないんだー、あはは、落ち込む事じゃないって……………やった

うん?なにも?

……ねえ、もうちょっと…ここにいない…?」



穏乃「おっはよー京太郎!

今日もどこかに…………え?

和達と…?

……あははは!まっ、そりゃそーだよね!

うん!いいよいいよ!いってらっしゃい!


………

………」

穏乃「おはよう京太郎!ねえ、今日はどこかに行く予定ある?

よっしゃ!じゃあ一緒に出かけようよ!

うん決まりっ!ほら急いだ急いだー!


お土産?おうっ、それなら私の家おいでよ!

いいのあるからさ!


……長野で待っている女の子に?

ふーん…え、天江衣?

へぇーあの人と仲良いんだーへぇー


へぇー…」


穏乃「明日、京太郎たち長野に帰っちゃうんだよね

何時に出る?

うん、せめて見送りぐらいはしたいからさ

…分かった、その時間だね

うん」


穏乃「おはよう京太郎いやこんにちはかな?

和達?

京太郎が先に駅に行ってると思って出て行っちゃったよ

時間?うーんと、あーあこりゃー電車行っちゃったねー

まあ仕方ないよ

いいじゃん一日か二日ぐらい長くいてもさ

玄さん達だって構わないって言ってたし

お言葉に甘えちゃいなよ

そうと決まったらさ楽しまないと

ね山いこ山」

穏乃「おーい!京太郎!

あれ?出かけてるのかなー?

京太郎ー!どこだーでてこーい!

京太郎ー!

京太郎ー!京太郎ー!京太郎ーーー!!




京太郎……


京太郎………





いない




そっかー

長野へ帰ったのかー

うん

もう一ヶ月近くこっちにいたもんね

そりゃー里恋しくなるよねー




ちっ

玄さんたちに監視任せてたのが失敗だったかな」


カンッ