華菜「すいませんキャプテン。こんなことに付き合わせて」
美穂子「いいのよ、これくらい。妹さん達へのクリスマスプレゼントでしょう?」
華菜「はい。どうもいいのが思いつかなくて……」
美穂子「私でよければ、一緒に考えるわよ」
華菜「ありがとうございます!」
美穂子「でも、何がいいかしら」
華菜「うーん……やっぱりKちゃんぬいぐるみ?でも3つかぁ……」
美穂子「そうね……龍門渕さんに頼んでみる?確か携帯電話の番号を……あら?」
華菜「キャプテン……それ、部室のクーラーのリモコン……最近見ないと思ったら……」
美穂子「良かったわね、龍門渕さんが作ってくれて」
華菜「厳密には執事ですけど、一瞬で作りましたね。ミニKちゃんサンタ」
美穂子「どうやってるのかしら……手作業なら私にも……」
華菜「流石に無理です……アレ?誰か来てる?」
緋奈「お姉ちゃんお帰りだし!」
奈沙「お帰りだし!」
城奈「だし!」
華菜「どうしたんだ?誰か来てるのか?」
緋奈「お姉ちゃんに」
奈沙「私達から」
城奈「クリスマスプレゼントだし!」
華菜「お、お前たちから?一体何を…」
京太郎「池田さん?」
華菜「……え?」
美穂子「へ?」
緋奈「素敵な」
奈沙「彼氏を」
城奈「プレゼント!!」
京太郎「……そういうことで呼ばれたのか……その、よろしくお願いします」ニコッ
華菜「……えっ?」
美穂子「……はい?」
カンッ!!
最終更新:2020年07月04日 08:46