県大会終了くらいの時です
憧「それじゃ……県大会優勝、そして全国出場を祝って」
全員『かんぱーい!!』
憧「ま、晴絵以外ジュースだけどね」
玄「こういうのは雰囲気が大事だよ!」
灼「そもそもお酒とか飲んだら洒落にならな……」
憧「分かってるってー。あ、宥姉のあったかいお茶」
宥「あ、ありがとう」
京太郎「しかし、いいのかー打ち上げなんかやってて。色々大変じゃないのか?」
晴絵「大丈夫よ。いきなりの優勝で今頃は周りの方が色々やってるだろうし」
京太郎「赤土先生」
晴絵「これから週末はガンガン練習していくから今日くらいいいのよー」
晴絵「という訳でビールビールっと」
京太郎「教師が生徒の前で飲むって……」
晴絵「私強いのよ。それに車じゃなくて歩いていける距離だし」
憧「そうそう。という訳で…一口頂戴?」
晴絵「まだ早い」
憧「ちょっとした好奇心だって」
晴絵「そういうので強い酒飲んでえらい目に合ったりするのよ。大体……アレ?ここに置いてたチューハイは?」
玄「え?ジュースじゃないんですか?」
晴絵「ジュースみたいだけどちゃんとアルコール入ってるわよ」
灼「確か穏乃がそこに…」
穏乃「……っぷはー!!」
晴絵「あ……」
憧「シズあんたそれチューハイ!」
穏乃「えー?ジュースだと思って飲み干しちゃった」
宥「だ、大丈夫?」
穏乃「え?何がですかー?」
京太郎「お、おい穏乃?なんか顔が赤いような……」
穏乃「京太郎?……なんで増えてるの?」
憧「はーるーえー?」
京太郎「おい、教師の前で被害者が出たぞ」
晴絵「あははー……まさかチューハイだけで酔うなんて……」
穏乃「うー……えいっ!」ギュッ
京太郎「おぉっ!?い、いきなり抱き着くなよ!」
穏乃「ふふふー。京太郎あったかーい♪」
宥「し、穏乃ちゃん落ち着いて?」
穏乃「んー?……なんか熱くなってきた」
灼「だったら早く離れて…」
穏乃「うりゃあっ!!」ヌギッ
京太郎「お、おい!!」
憧「シズ!?何脱いでんの!?」
穏乃「なんか熱くてー……熱くてー?」
京太郎「は、早く服着て離れてくれ!!」
穏乃「熱くてー……走りたい」
憧「……え?」
穏乃「……よっしゃあ!!ちょっと山行ってくるねー!!」ダッ
京太郎「いや服を着ろ、俺の手を放せ。そのまま走りだすなあぁぁぁぁぁ…………」
玄「…………いっちゃった」
宥「ど、どうするの?」
晴絵「…………ま、山ならいいか」
憧「いい訳あるかっ!!」
その後、全裸で眠った穏乃と、それをおぶって下山する京太郎は、無事麻雀部に保護された
なお、穏乃に記憶はなく、周りにもばれなかった
カンッ!!
最終更新:2014年04月06日 02:57