憧『玄……玄!!』

玄『え?あ、憧ちゃん!?どしたの?』

憧『どしたの、じゃないわよ!もう、ボーっとしない!』

玄『う、うん』

穏乃『玄さん、うお!すっごい綺麗ですね!』

玄『そ、そうかな?二人の方が普段よりずっと綺麗な恰好してるけど』

憧『はぁ?何言ってるの。あんたが一番綺麗に決まってるでしょ』

玄『ふぇ?』

穏乃『そりゃーウェディングドレス着てるんだし、当然ですよ』

玄『……え?あ、鏡……』

玄、ウェディングドレス姿

玄『…………ええええええええ!?』

憧『ほら、早く行くわよ。玄の結婚式なんだし』

灼『玄……おめでと』

晴絵『おー、綺麗なもんだねー』

玄『灼ちゃん、赤土先生』

晴絵『いやー教え子の結婚式ってことで無理して来た甲斐があったよ』

灼『他にも色々な人が来てる』

玄『色々って……』

怜『おー、綺麗な花嫁さんやー』

竜華『ホンマやねー』

玄『園城寺さん、清水谷さん!?』

怜『ん、おめっとさんー』

竜華『ちょっと悔しいけど、しゃーないわ』

玄『え?』

宥『玄ちゃん、こんなところにいた』

玄『お、お姉ちゃん?』

宥『待ってるよ、大事な人が』

玄『大事な人って……』



京太郎『……玄さん』

玄『京太郎くん?』

京太郎『はい。綺麗ですね』

玄『あ……そっか』

玄『私と、京太郎くんの結婚式だったんだ……』

京太郎『玄さん?なんで泣いてるんですか?』

玄『え?』ポロポロ

玄『あ……ち、違うよ』

玄『その……あんまりにも、幸せで』

玄『嬉しくて……なんでだろう。うれし泣きかな』

京太郎『全く、これからもっと幸せになっていくんですよ?今から泣いてたら身が持ちませんよ?』

玄『うん……でも、嬉しい……』

玄『幸せだよ』

京太郎「……さん……玄さん……玄さん!!」

玄「……ふぇ?」

京太郎「起きてくださいって。こたつで寝たら風邪ひきますよ?」

玄「京太郎、くん?」

京太郎「はい、そうですよ?」

玄「……夢かぁ」

京太郎「どんな夢見てたんですか?」

玄「えっとね……私達の結婚式で、私がうれし泣きしてるの」

京太郎「それ……夢じゃないですよ」

京太郎「数年前の話ですよ」


カンッ!!