京太郎「……はぁ」
玄「京太郎くんはどうしたの?」
憧「あたしたちは出なかったけど、京太郎は個人戦出たじゃん?それで1回戦でボロボロにされたのが堪えてるみたいでね」
玄「なるほど……ここはひとつ元気づけてあげないと」
憧「そうねぇ……ちょうど京太郎椅子に座ってるし……抱きしめるとか?」
玄「え、えぇ!?」
憧「京太郎背高いけど今ならちょうどいい高さだし……下向いてて前見てないから不意打ちでいけるかな……」
玄「そ、それはさすがに恥ずかしいんじゃないかな?」
憧「あたしがやるから大丈夫よ。ダメだったら玄に代わってあげるから」
玄「で、でも……」
憧「じゃあ……京太郎?」
京太郎「ん?」
憧「ちょっと…」
玄「きょ、京太郎くん!」ギュッ
京太郎「!?」
憧「く、玄!?」
玄「つらいときは胸に飛び込んでこいとか言うし!わ、私の胸を貸してあげるのです!」
憧「玄!玄!」
玄「男の人抱きしめたの初めてだけど……それでも私の胸で京太郎くんが癒されれば…」
憧「京太郎息できてるの!?」
玄「……え?」
京太郎「……っ!……っ!」
玄「あああああ!!ご、ごめんなさい!!」
京太郎「ぶはっ。はーっ、はーっ……なんて理想的な死に方だったんだ」
玄「そこは同意するけど」
憧「オイ」
玄「あんまり落ち込んじゃ駄目だよ?」
京太郎「玄さん……」
玄「ほら」京太郎の手を取る
京太郎「?」
玄「私の胸貸すから元気だして!」胸に押し付ける
京太郎「!?」
憧「落ち着け!胸貸すって物理的な意味じゃないから!!」
玄「左の胸を触らせたら右の胸をって言葉が…」
憧「無いわよ!」
京太郎「俺……また頑張れる気がしてきました」
憧「揉みながら言うな!!」
カンッ!!
最終更新:2014年04月06日 01:55