竜華「もー……ミーティングやからって、なんでうちに集まるん?」
セーラ「そら竜華んとこが一番近かったからやろー」
竜華「レギュラーだけやなくて京太郎くんまで……」
京太郎「えっと……邪魔だったら帰りますけど」
怜「ええねんええねん。ゆっくりくつろいでや」
泉「なんで園城寺先輩が言うんですか……」
浩子「……部長、ホンマ京太郎だけ帰らしてええんですか?」
竜華「別に嫌ってわけやない……ただ二人っきりがええし……部屋の片づけとか……」
京太郎「はい?」
竜華「とにかくゆっくりしてってや。飲み物でも持ってくるわ」
バタン
セーラ「よーし、なんかおもろいもんないか探すでー」
京太郎「いきなり何言い出すんですか!?」
浩子「まぁまぁ。なんかあったら京太郎のせいってことで」
京太郎「酷っ!!」
怜「京太郎、竜華の下着とかそこにあるんやで?」
京太郎「……いやダメでしょう!?」
泉「今の間はなんなん……」
セーラ「お、なんかあったでー」
京太郎「早っ!……段ボール箱?」
泉「通販かなんかの箱やね……『パソコン部品』?」
京太郎「竜華さん、パソコンとかよく使う方だったかな」
怜「……いや、これはちゃうかもしれんで」
京太郎「え?」
怜「これはカモフラージュかもしれんわ。ほら、配達する人や家族にばれないようにな?」
浩子「確かに……清水谷部長がそんな細かい部品注文すると思えませんし……そもそも『パソコン部品』なんて書き方、パソコンやってる人間はやりませんよ」
泉「そやったら、これはなんですか?」
セーラ「そりゃー……あんまり人に見られたくないもの?」
浩子「かつ、『パソコン部品』って書くなら何か機械とか……この箱のサイズやったらあんまり大きくない……」
京太郎「……つ、つまり」
京太郎(何かエロいやつ!?)
怜「……きょーたろー?箱の中身何想像したんか予想つくから、鼻血はふいとき」
京太郎「お、俺はそんなこと考えてませんよ!?あの竜華さんがそんな……ぶっ」
泉「さ、さらに鼻血が激しく!?」
セーラ「さすが竜華やな……こんな大胆な……」
浩子「ま、まだ決まった訳やないですよ?こう、もっと小さいやつが複数入ってるとか…」
京太郎「複数……」
泉「はいティッシュ」
セーラ「案外大きくて名前が長いやつとかやないん?名前書くん面倒やったとか」
京太郎「大きい……」
怜「京太郎京太郎、血が足りなくなりそうやで?」
ガチャ
竜華「いやー、遅くなったわー。ジュースで良かった?」
泉「あ、部長」
京太郎「竜華さん……ぶはっ!」
竜華「京太郎くん!?どないしたんいきなり鼻血吹いて!」
京太郎「くっ……こんな家庭的な人が……うっ、血が…」
竜華「し、しっかりしてーな!何があったん!?」
京太郎「俺……最後におもちが揉みたかった……」
竜華「京太郎くん!?京太郎くーん!?」
セーラ「……竜華って、結構大胆やったんやな」
怜「長い付き合いやけど……これは予想外やったね」
浩子「やっぱ胸が大きいからでしょうか……」
泉「部長って、大人やったんですね」
竜華に対する誤解が解けたのは、しばらく後だったとか
カンッ!!
怜「そーいや、結局なんやったん?」
竜華「え?ただのプリンターやけど?」
セーラ「なんや、おもんない」
竜華(こっそり撮った京太郎くんの写真印刷するためやけどね)
最終更新:2014年04月06日 01:46