病院

憩「……どないしよ」

憩(こないだ帰り際にあんなこと言うてしもうたし……顔合わせずらいわぁ……)

憩(でも、やっぱ会いたいし……)

憩「……ええい、女は度胸!」

コンコン

憩「失礼しますーぅ」

ガチャ

憩「げ、元気にしとる……」

淡「はいきょーたろー。あーん」

小蒔「あ、こぼれましたよ!今拭きますから……」

尭深「こっちも……はいお茶」

華菜「ふ、2人とも胸押しつけてるだけだしぃ!」

憩「…………」

尭深「あ……ごめんなさい」

小蒔「こう、うっかり押しつけてしまうんですよ」

華菜「大きいから余裕!?」

淡「ちょっと分けろー!!」

京太郎「あー……もちっと静かに……あ、憩さん」

憩「……4人ともちょーっとこっち来よかーぁ?」ゴゴゴゴゴ

憩「全く……病院では静かにするもんやで」

京太郎「あはは……悪気はないんですよ?」

憩「やけど、無理させるようなんは絶対アカン。それに胸とか……」

京太郎「え?」

憩「なんでもないわーぁ……はぁ」ペタペタ

京太郎「そうですか、ははは」

憩「あはは……」

憩(アカン……こないだの思い出してなんか気まずい……なんか話題を…)

憩「京太郎くんは、大きい胸が好きなん?」

憩(ってこれアウトー!!何自分で墓穴掘ってるん!?そういうんは姫松の主将だけでええやん!!)

京太郎「……そうですね、好きですよ」

憩(普通に返した!?でも……)ペタペタ

憩「そ、そうなん……やっぱ男の人はみんなそうやからなーぁ」

憩(あ……ちょっと泣きそ)

京太郎「でも、今はそこまでじゃないですよ?」

憩「へ?」

京太郎「……この前ちょっと誘惑してきた人がいたんですよ」

憩「へ、へぇー。誰やろねー」

京太郎「その人、あんまり胸大きくないんですよ。でも、かなりドキッとしましたね」

憩「……あんまりどころか、全然かもしれんよ?」

京太郎「それでも、いいですよ」

憩「……こんなんやで?」手を取って押しつける

京太郎「ちょ、ちょっと!?」

憩「……ええの?うちなんかで?」

京太郎「……俺は、憩さんがいいんです」

憩「京太郎くん……」

ガチャ

「はーい、須賀くん検温と包帯の交換……」

京太郎・憩「あ」



憩「ううう……えっらい怒られたわ……」

京太郎「俺、もですよ……アレ絶対私怨入ってますよ」

憩「アラフォーめ……」

京太郎「……憩さん」

憩「なん…」

チュッ

憩「!?」

京太郎「こないだのお返しです。これ以上は治ってから、ですよね?」

憩「きょ、京太郎のアホ!!」


カンッ!!