龍門渕家執事ハギヨシの朝は早い

早いなんてものじゃない

我々は彼の一日を追った

その10秒後にまかれた



純「おい智紀ー真面目にやれよーハギヨシ見失ったじゃねーか」

智紀「……無理」

一「そもそもボクらでハギヨシさんの一日を追うっていうのが無理なんじゃないかな……」

ハギヨシ「あ、すいません。掃除していたもので」

純「うおっ!?どっから出た!?」

ハギヨシ「……続けられるのでは?」

純「そ、そうだった」



Q.朝、早いですね?

ハギヨシ「ええ。やはり朝早く動くことが大切ですので」

Q.大変ですね?

ハギヨシ「いえ、執事として当然ですから」



そして我々は彼の仕事ぶりを見てみようと思った

5秒後にまかれた

時間が短くなっている



純「マジ消えたなー」

一「たまに本当に人間なのか疑問に思うよ」

智紀「人間……多分」

ハギヨシ「ちゃんとした普通の人間ですよ?」

一「うわっ!?ど、どこ行ってたの?」

ハギヨシ「お嬢様に呼ばれまして。はい続きどうぞ」

Q.仕事はどうですか?

ハギヨシ「終わらせました。後はお嬢様などから呼ばれた時のみです」

Q.終わった?

ハギヨシ「執事ですので。これから趣味の時間ですが……見ていかれますか?」

我々はその言葉に甘え、彼の趣味の時間を見ていくことにした

その3秒後にまかれた

もう追うのは無理だろう

彼は、我々には知覚できないほどの速さで動いているのだ

それが、龍門渕家執事ハギヨシ

彼は今日も目に見えぬ速さで執事としての仕事をしている




衣「……確かにハギヨシがどんな1日を過ごしているか知りたいと言ったが、これはどうなんだろう?」

透華「うーん……智紀の編集はさすがですが……やっぱり無理ですの?」

純「あきらめてくれ」



ハギヨシ「ぬいぐるみを作っているところ?企業秘密というものですよ」


カンッ!!