穏乃「そういえば京兄って試合の時だけネクタイつけてるね」
憧「あぁそうね、あれってうちの指定のじゃないよね?」
京太郎「あれか?あれは…」
灼「ハルちゃんに貰った奴…だよ」
京太郎「あぁそうそう、って灼、来てたのか」
灼「うん…あとハルちゃんちょっと会議で遅くなるって…」
京太郎「了解、じゃあいつも通り打ってるか…」
憧「ちょっと待ちなさいよ…えっとつまり灼とお揃いってこと?」
京太郎「まぁそうなるな」
灼「ぶいv」
穏乃「へ~いいなぁ」
京太郎「俺がまだちっちゃかった頃に貰ってなぁ…今はお守りって感じになってるな」
憧「そういえば試合の時にネクタイをギュって握ってる時あるわね」
京太郎「あぁそうすると…なんていうかな気持ちが落ち着くっていうか…集中できるんだよ」
灼「わかる…私もそうだから…」
穏乃「…」
穏乃「私も欲しい!」
京灼「へ?」
穏乃「京兄の強さを少しでも貰えるかなぁ~って!」
京太郎「欲しいって言ってもなぁ…」
灼「ハルちゃんこの2つで最後って言ってた…」
穏乃「え~」
灼「それに…」
憧「それに?」
灼「…なんでもな…」
穏憧「「?」」
京太郎「さておしゃべりもそのへんにして部活始めんぞ」
穏憧「は~い」
京太郎「ほら、灼もやるぞ」
灼「…うん了解…」
灼「(穏乃達には悪いけど…)」
灼「(これは私とハルちゃんと先輩の絆だから…)」
灼「(…三人だけの物にしたいな///)」
京太郎「どうした?」
灼「……この鈍感め…」
京太郎「へ?」
灼「なんでもな♪」
憧「(わっかりやすいなぁ)」
カンッ
最終更新:2014年04月08日 17:39