10年前


??「…………」ソワソワ

須賀父「この娘が、お前の許婚の????ちゃんだ」

京太郎「おとーさん。いいなずけって?」

須賀「お前が将来結婚する人のことだよ」

京太郎「けっこん……」ジー

―――――
――――
―――

京太郎「おとーさん、どうして??ちゃんとお別れしなきゃいけないの?」

須賀父「??ちゃんが悪霊に襲われたとき、お前のお陰で一命を取り留めたがまだ魂が安定しなくてな」

京太郎「?」

須賀父「お前が近くにいるとまた魂が不安定になってしまう。だから、わかってくれ」

京太郎「うん……」

禰宜「京太郎君」

京太郎「??ちゃんのおとーさん」

禰宜「あの子からの伝言だ『元気になったら必ず会いに行く。だから待っててほしい』だそうだよ」

京太郎「っ…………はい!」


現在


ムクッ

京太郎「…………」

京太郎「懐かしい夢見たな」ポリポリ

京太郎「昔の話だ。関係ない」

ゴソゴソ

コンコン

初美「朝ですよー。早く起きないと学校に遅れちゃいますよー」

京太郎「はいはい。わかってるよはっちゃん」

京太郎「…………」

バタン!

京太郎「はっちゃんっ!?」

初美「はい! はっちゃんですよー」

京太郎「え、誰?」

京太郎「どういうことだよ親父!」

須賀父「言ってなかったか?」

京太郎「自分の記憶が信用できないなら、メモ書きでもしとけよ。眼球にな」

須賀父「そう尖るな」

須賀母「手伝ってもらっちゃって悪いわね初美ちゃん」

初美「いえいえ、これくらいは当然なのですよー」

須賀母「あらそう? ところで姫様たちはお元気?」

初美「はい! みんなお義母様たちにも会いたがっていましたよー」

須賀母「そうねぇ、初美ちゃんがこうして尋ねてきたならもう大丈夫ってことよね? 久々に帰郷でもしようかしら」

須賀父「お、じゃあ週末は家族旅行だな」

京太郎「聞けよ!」

須賀父「なんださっきから。なにがそんなに聞きたいんだ?」

京太郎「だから、なんではっちゃんが長野にいるんだって聞いてんだろ!?」

須賀父「それは初美ちゃんの身体が快調したから、お前にわざわざ会いに来たんだろう?」

京太郎「っていうか、はっちゃんはなんで昔のまんまなんだよ? おかしいだろ」

須賀父「そのことなんだがな、どうも後遺症で初美ちゃんはあの頃からほとんど身体の成長が止まってしまったらしくてな」

京太郎「ははーん、さてはみんなして俺をからかってるな? この娘はアレか? はっちゃんの妹とかか?」

初美「正真正銘、私が薄墨初美ですよ。忘れちゃったんですかー?」

京太郎「それは……ホントにはっちゃんなのか?」

初美「はいですよー」

初美「えへ、ずっと……」グス

初美「ずっと、会いたかったでずよー」

京太郎「はっちゃん……」

須賀父「いやー許婚の2人が無事再会できて父さん感動しちゃったと」

須賀母「今晩はお赤飯かしら?」

京太郎「ちょっと待てぇ! その、許婚ってのは、それはまだ有効なのか?」

須賀父「冗談抜きで文字通りの幼妻だな。やったなこのロリコンめ!」

京太郎「死ね。大事なことだからもう一度、あえて大きな声で言う。死ね」

初美「京太郎君は私と許婚じゃ嫌ですかー?」ウル

京太郎「嫌とかそういうことじゃ、そもそもあんなのガキの頃の話だろ」

京太郎「それに俺はもっと胸の大きな子が好みなんだ」

シーン

京太郎「あれ?」

須賀母「我が息子ながらなんてデリカシーのない」ハァ

須賀父「口は腐ってるし、頭は悪いし、足は臭いし」

京太郎「親父、黙れ」

初美「か、身体は昔のままですが。気持ちなら太陽より大きいですよー!」

京太郎「とにかくか、久々にはっちゃんに会えたのは嬉しいけどそれとこれとは話が別だ」

京太郎「俺は許婚と、ましてや小学生みたいなのとの結婚なんてごめんだね」

初美「むぅ~……じゃあ、これならどうすか!?」

京太郎「うん?」

初美「は、初めてなんですからねー……///」

グイッ……チュ

京太郎「んぐ!?」

パァァァー

初美(アダルト)「これで、どうですかー?」タユン

京太郎「なっ!? なな……」

京太郎(こ、これは和にも勝るとも劣らずなおもちっ!?)

初美(アダルト)「わぁー、こんなになってしまうのですかー」タユンタユン

京太郎「どうなっとんじゃっ!?」

須賀父「初美ちゃんの魂にはお前の魂が混じっているからな」

須賀父「粘膜的接触からくる心の高揚で身体が本来の年齢まで引き上げられるんだろう」

京太郎「そ、そんなオカルト……」

初美(アダルト)「これでどうですかー? 京太郎君の好みに合いませんかー」タプン

京太郎「それは、だけど……」

初美(アダルト)「それても、そんなに私とは嫌ですかー?」ズズイッ!

京太郎「だから、好きとか嫌いとかそういう画一的な話じゃなくて」

京太郎(着崩れた巫女装束から胸が零れそうっ!?」

須賀父「後半、セリフが漏れてるぞ」

須賀母「初美ちゃんの部屋は京太郎と相部屋でいいわよね」

京太郎「いいわけねぇだろ!!」

ポン

初美「あ、戻っちゃいましたー」


続カン!