??「だーれだ?」メカクシ

京太郎「………玄さんでしょう?」

玄「えへへ~、当たり~」パッ

京太郎「……はぁ……」

玄「見事正解した京太郎君にご褒美だよ」なでなで

京太郎「………」


俺の名は須賀京太郎。最近この女性…松実玄さんに付きまとわれている
最初は可愛いし、巨乳だからラッキーって思っていた。
だが朝早くから夜遅くまで何かとベタベタくっついてくるのだ。流石に嫌気がさす……


玄「京太郎君の髪サラサラで触り心地いいよ」

京太郎「そらどうも…」

玄「ねぇ京太郎君。今日もお家にお邪魔していいかな?京太郎君のために夜ご飯作ってあげたいから」

京太郎「……今日は幼馴染みとその姉が来る予定なので……」

玄「そ、そうなんだ…じゃあ今日は遠慮した方がいいよね…」


その時俺は悪魔的な考えを閃いた


京太郎「いえ、実はその姉妹麻雀が好きなんですよ」

京太郎「それで玄さんみたいな上手な打ち手と戦いたいみたいな事を毎日メールしてくるので、是非来て頂けませんか?」

玄「本当!?じゃあお邪魔するね!わぁ~、その人達と麻雀打つの楽しみだな~」

京太郎「……」ニヤリ


俺は知っていた。その姉妹…宮永照と咲が麻雀得意な事、そして人にトラウマを植え付けるような打ち方をする事を


~~~~~~~~

玄「お邪魔しま~す!」

京太郎「どうぞ。まあゆっくりしていて下さい。お茶淹れますから」スタスタ

玄「ありがとね、京太郎君。…京太郎君の幼馴染みかぁ…どんな人達なんだろう?」

京太郎「…(貴女の心をズタズタに引き裂いてくれる凶悪な悪…天使さ!)」コポコポ

京太郎「(ああ、楽しみだ。早く来ないかな~)はいどうぞ」カタッ

玄「ありがとう、頂きます(ズズッ)うん、美味しいよ!」

京太郎「それはどうも」


ピンポーン

京太郎「おや、来たかな?ちょっと見てきます」スタスタ

玄「あ、うん」


京太郎「はいはい」ガチャッ

咲「あ!京ちゃん!久しぶりだね!会いたかったよ!」ニコッ

照「京ちゃん…元気そうで良かった…!」ニコッ

京太郎「ああ、俺も二人に会いたかったよ!久しぶりですね、照さん、咲」

咲「京ちゃんが奈良に引っ越して寂しかったんだよ」

照「家庭の事情があるから仕方ない…」

京太郎「ごめんな、俺にはどうする事も出来なかったんだ…。ところで相談があるんだが……」


その後、照さん、咲、俺、玄さんで対局した
そして3人で玄さんを狙い打ちし、見事玄さんにトラウマを植え付ける事に成功した
それからというもの、玄さんが俺に付きまとう事は無くなった。俺の思惑が的を射たのだ!
みんなも覚えておこう。重い女は鬱陶しがられるという事を!




玄さんにトラウマを植え付けてから一週間が経った。玄さんは現在無断欠席しているらしい
最初の頃はやっと解放された!とかこれで自由だ!とか喜んでいた
だが一週間経ってから、玄さんは大丈夫かな?玄さんに申し訳ない事をした、と玄さんの事ばかり考えるようになってきた


京太郎「これは何なんだろうな……何で俺は玄さんの事ばかり考えているんだ…?」


ベタベタされていた頃は正直鬱陶しかった
でも今は……寂しい、会いたいと思う


京太郎「これって……俺が玄さんに……」


恋、しているのだろうか?俺は真相を確かめるべく、また謝るために松実館を尋ねる事にした


京太郎「……」ピンポーン

宥「(ガラガラッ)はぁい……あ、京太郎君…」

京太郎「こんにちは、玄さんはいますか?」

宥「今部屋にいるけど……何の用…?」

京太郎「……あの……俺、玄さんに酷い事してしまって……それで謝りに来ました」

宥「そう、なんだ……いいよ、案内してあげる……付いてきて」トコトコ

京太郎「ありがとうございます!」スタスタ


コンコン

宥「玄ちゃん…お客さんだよ…」

玄『ん……誰?』

宥「えっと……あの……」

京太郎「玄さん!俺です!この前の事を謝りに来ました!出来れば入れて下さい!」

玄『京太郎君…!?……分かった、入って』

京太郎「ありがとうございます!」ガラガラッピシャッ

宥「二人とも、頑張って…!」

…………

京太郎「あの、玄さん…」

玄「………何?」

京太郎「この間は、その、すいませんでした」

玄「………」

京太郎「俺、自分の事ばかり考えてて、ついやり過ぎてしまったと言うか……」

玄「……ごめんね、私鬱陶しかったよね…?」

京太郎「えっ……いや、そんな事は……」

玄「うぅん、この前の事で分かったよ……京太郎君が優しいからって彼女でもないのにベタベタしすぎたよ……」

玄「本当にごめんね。もう二度としないから、もう京太郎君に近付かないから」

京太郎「…っ!!」


…このまま俺達は他人になってしまうのだろうか。いや、そんな事させない!だって、俺達は(多分)想い合っているのだから!


京太郎「玄さん、聞いてください!確かに、あの頃はちょっと面倒臭いって思ってました」

玄「……やっぱり…そうだよね」

京太郎「でも、玄さんがいなくなって寂しいとか会いたいって思う様になったんだ!」

玄「……えっ?」

京太郎「俺は玄さんがいなくなってから気付いたんだ!玄さんの事、好きなんだって!」

玄「ほ、本当に…?」

京太郎「ああ!玄さん、好きだ!俺と付き合ってくれ!」

玄「…っ!……信用できないなぁ、あんな事されちゃった訳だし…」

京太郎「あれは本当にすいませんでした!それと玄さんに対する気持ちに嘘はないです!信じて下さい!」

玄「う~ん……そうだ、私の事好きだっていう証を見せてもらっていいかな?」

京太郎「証って……?」

玄「…やっぱり見せられないんだね……それじゃあ信用できないよ」


証?証って何だ?俺の少ない脳味噌ではたった一つしか思い付かなかった。だからそれをやってみる事にした


京太郎「玄さん!失礼します!」チュッ

玄「……っ!!!?////」


…どうだ!?


玄「……///京太郎君の好きだっていう証、見せてもらったよ…///こんな私で良ければ、よろしくお願いします…///」

京太郎「……はいっ!!」


カンッ