454 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2011/01/27(木) 22:19:46 ID:1IWfcHklO
『あの人の代わりは誰もいない。あの人の代わりは誰にもなれない。なのに誰もその事を分かってくれない………!』

『例え全てを捧げる事になろうとも、私はあの人と結ばれてみせる………必ず!』

今の運命では結ばれる事がないと悟った神代小蒔は須賀京太郎と結ばれるため、彼を騙し拉致に成功する。
そして京太郎が目覚めた場所は薄暗い屋敷の中だった。小蒔は京太郎にこれからする事は二人が結ばれるために必要だと説明する。
それは神代家に受け継がれて来た禁断の儀式。小蒔は混乱する京太郎にそっと口付けし笑みを浮かべる。

『これで私とあなたは結ばれる。身体も、魂も、運命も、何もかも……永遠に!アハハハ………アハハハハハ……!アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!』

嬉しそうに笑う小蒔の目は狂気に満ちていた。京太郎は彼女を説得しようと言葉を連ねるが、小蒔はそれを自分を受け入れる言葉だと歪曲させ続ける。
やがて彼女はスルリと己の装束を脱ぎ捨て生まれたままの姿となると京太郎へと歩みよる。もはや京太郎に彼女を止める術は一つも残されていなかった。



――――後の二人の行方を知る者は誰もいない

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